模擬戦-山之國vs有馬-
更新だよ〜えいっ!!!
模擬戦闘専用闘技場-ウロボロス-
俺達はとある模擬戦が出来る施設まで来ていた。
そういうのはギルドにもあるが、何か俺が知ってる所とは違う気がする。
ギルドで使われる規模より大きい上に親切なことに武器、防具が下位のものから上位のものまで揃えられている。
「ここは模擬戦闘専用闘技場-ウロボロス-だ。ここで、模擬戦が出来るが…探索者ギルドで出来る模擬戦とは一味違う。」
「何が違うんだ?」
「レベルの設定を上限で設定するだけではなく、無制限に設定出来る。」
「じゃあLv5000とLv1みたいなのも出来るのか?」
「出来る。置いてある武器だけではなく、現存している上で確認されている武器は全て使える。」
「すげぇな、模擬戦というよりシュミレーターみたいだな。」
「あぁ、そうらしいな。俺もここで技術を磨くに便利でここに来てからはよく使っている。」
すげぇな、それは探索者ギルドのも模擬戦出来るところより圧倒的に充実しているな。
「まぁ、俺は今のままで戦えればいいよ。」
「ほぅ、レベルは恐らく俺のほうが上だぞ?」
「わかるよ、見りゃあな。でも、それも含めて模擬戦だろ?ランク戦だってレベルキャップでやるけど、まぁ…俺たち探索者のガチはそんな公平性のない無制限でやり合うのが一番面白い。格下が格上に勝つのも醍醐味だ。」
山之國はニヤリと笑う。
こいつは俺と全身全霊でぶつかりたいのだろうな。
雰囲気が上位ランカーと変わらん。