突入戦
雑魚モンスター達を蹴散らし、先行していた一次職の探索者達がモンスターを蹴散らしていく。
「早く進めていくぞ!ヴォーレンさん達が今頃迷宮の主と戦っているはずだ!急げー!」
と一次職のリーダー役の双剣士の探索者が言う。
俺達も一緒に進んでいく。
途中で現れる雑魚とは言えなくないレベルのモンスター達の殲滅していく。
が、防衛も迷宮の主の部屋へ近づいていくと苛烈になる。
そして、部屋前になると普段は見られない防衛戦力最大クラスモンスターが現れた。
そいつはミスリルのゴーレムである。
ミスリルゴーレム Lv50
ステータス
Unknown
しかも4体もいるため、簡単には通れそうにない。
「全員、気をつけろ!鈍足だが、防御攻撃力が非常に高い!慎重に立ち回れ!大重盾士は前衛に出てヘイトを頼むぞ!」
大重盾士は前に出て、挑発スキルを使用し、大盾を構える。
そこからはこちらの一斉攻撃が始まる。
ミスリルゴーレムは固く、簡単には死なないがそれ常に攻撃に晒され続けたので、怯み始める。
殲滅戦と同じように他の探索者も更に集まり始め、攻撃が更に激化していく。
すると、ミスリルゴーレムは一体落ちたのだ。
それもそのはず。
探索者の数はもう300相当になり、いくらミスリルゴーレム固く、4体もいても数の暴力には勝てないのだ。
ミスリルゴーレムが一体になる頃には、敵はもうすぐ終わりを迎えそうな雰囲気になる。
「これで終わりだ!無影斬!」
と双剣士の多段攻撃のスキルにより、ミスリルゴーレムも落ちる。
「よし、最終戦に行くぞ!全員行くぞ!」




