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昏き迷宮の探索者  作者: Nexus
昏き迷宮の始まり
47/880

形容し難い人の欲望-BOSS-②

作者からのお願いです。

更新速度重視にしてると、アイデアが枯渇してくるものです。

なので、アイデア募集中です! 

感想欄に書いてくれると助かります! 

世界関連設定、キャラ、アイテム、武器、モンスター等なんでもいいのでくれると助かります!

必ず採用するわけではないですが、読んだあとに思ったアイデアください!お願いしますm(_ _;)m



スライム…普段は温厚だが、怒ると厄介。


あれから30分が経過した。

互いに回避し続ける状態が続き、膠着状態になっていた。


形容し難い人の欲望(BOSS)Lv25

HP 200/200

MP 89258/100000

SP 0

ATK 10

DEF 5

INT 20000

MND 5

AGI 1000

DEX 5

CRI 2

LUK 7

ORI -120


クソが!まだ余裕でMPが残っているじゃねぇか! 

しかし、相手の隙をつくようにしてもなかなか攻撃が当たらない。

俺は相手のある程度の動きがわかっていても、それを抑えるだけの動きがなかなか出来ない。

空中で真横にスライドするような常軌を逸した動きとか結構あって追い詰め損ねるのだ。

しかも、少しでもこちらが隙を晒すと魔法の連撃が飛んでくるのできつい。

やりたくはなかったが、賭けることにした。

俺がスキルの破軍を使い、相手に圧を掛ける。

そしてモーゼは相手が隙を晒した場合、クイックスラッシュのようなスピード系の攻撃を仕掛けてもらい落とす作戦にする。

勿論、目の前で話せばバレる危険性がある。

なので、勢いでやるしかない。

ある意味それが最大の隙を晒し、相手を穿つことができる最初で最後の一撃だ。

俺は気合を入れ、一瞬だけモーゼに視線に気持ちを乗せて飛ばした。

これで気づくわけはない。

だが、これに気づいてくれればチャンスはあるのかもしれない。

相手にも悟られないようにする不意打ちをここで決める。 

俺は覚悟を決める。 


「破軍!」


「おぉ!?なんじゃこの圧は!?素晴らしい!ここで決めるつもりじゃな!!」


「ファイア!クイックスラッシュ!」


それにその動きに連動するかのようにワークスも動く。


「オーバースラッシュ!」


相手は俺のファイアを回避し、クイックスラッシュも回避する。

が、ワークスはオーバースラッシュというSPを全部使うかわりにパワースラッシュとクイックスラッシュを足して更に3倍にしたような一撃を繰り出す。

更にそれを繰り出す前に縮地という瞬間移動ようなスキルで近づいていたため、相手は完全に反応が遅れていた。


「が、惜しいの!!上に避ければ我の勝ちじゃあッ!!我も奥の手はあるのだよ!クイックワープ!」


オーバースラッシュすらも届かない上へと瞬間的に移動する。


「残念ながら、ここで終わりじゃなぁ!残念!残念!あとは持久戦でもすれ」


「ホーリーエンドォォォッ!」


「んなっ」


形容し難い人の欲望は理解が出来てなかった。

なぜ、目の前にモーゼがいるのか。

そして、今斬られているのか。


「なぜって、この破軍という自身以外にも使えるスキルだからだ。そして、お前が見たのは俺自身ではなく、俺の後ろにいたモーゼの圧力だったんだよ。破軍のかかったあいつのAGIとホーリーエンドの効果があれば余裕で不意打ち可能だわ。」


ホーリーエンド…全ての力をこの一撃に乗せ、最速にして最強の一撃を聖剣にて行う聖属性攻撃。

攻撃時にSPを全て使い瞬時に間合いを詰め、AGIとATKとINTをこの攻撃時のみ1.9倍にする。

なお、このときのダメージは自身の全てのATKとINTの値を合計した値を威力とする。


「なぜぇえぇぇっ!」


形容し難い人の欲望は絶叫を上げながら消滅し、宝箱を3つ残した。






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