表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
昏き迷宮の探索者  作者: Nexus
昏き迷宮の始まり
41/738

クラスアップの時

「でも、※固定ステはまったく全く上昇しないんだよな。」 


と俺が言う。


※固定ステ…固定で上がるステータスのことの意。ちなみにこの場合はステータス上がる武器ではあるが、武器そのものが持つ固定で上がるステータスがないことを指摘している。

聖剣ディバイドはスキルでステータスは上がるが、固定で+○○というのがない。


「いや、でも良ければさ有馬の聖剣ディバイドを俺にくれないか?」


「モーゼ、いいのか?俺は嫌ではないが…そこまでいいいかこれ?」


「今持ってるよ剣より強くなるし、何より固定ステ上がらなくてもなかなかいい。全ステ5%は強いよ。」


「ならいいが、じゃあどうぞ。」


有馬は聖剣ディバイドを差し出す。

モーゼは貰ったものを装備する。

すると、聖剣ディバイドが光りだした!


「ま、まさか!?」


聖剣ディバイドは聖剣ディバイド(真)は真化した!


「これは※真化!?」


※真化…聖剣、魔剣、神剣に起きる現象。この手の武器は意志があり、極稀に使い手との親和性が高いと起き、武器の制約が開放される。


聖剣ディバイド(真)

全ステータス+100


不壊…壊れない。

分断…斬りつけると大体のものは切り分けることができる。

対アンデッド…アンデッドに対して一律に切るごとにHPの5%を削ることが出来る。

聖剣(真)の導き…全ステータスを20%UPする。 

対悪属性殲滅…悪属性を持つ敵に使うと即死。

ジョブクラスアップ…一回限り使用可。ジョブクラスアップがレベルに関係なく出来る。スキル使用後、スキルは消滅する。


「お、おぉ!?なんじゃこりゃ?真化?」


「モーゼ、聖剣ディバイドのステを確認しろ。」


「お、おう。」


モーゼは聖剣ディバイド(真)のステを確認する。


「増えてるな。てか、クラスアップ今出来んのか。していい?」


「いいぞ、今強くなれ。」


「おう!」


モーゼはジョブクラスアップを使用する。

すると、ジョブのクラスアップ先があらわれる。

魔法剣士↓

→マジックツヴァイダー

→アルカナナイト

→ソウルテイカー

→聖剣の担い手

「お、選択肢が4つ出てきた。」


「何が出てきた?」


「マジックツヴァイダー、アルカナナイト、ソウルテイカー、聖剣の担い手だな。」


やべぇじゃん。

マジックツヴァイダーとアルカナナイトは想定内だけど、聖剣の担い手とソウルテイカーはやばいな。

聖剣の担い手ってあれは確率だったはず。

ソウルテイカーも同じだ。


「オススメはソウルテイカーか聖剣の担い手だぞ。」


「そうなのか?」


「まぁ、各職ごとに説明見れるから見てみ。」


「わかった。」


マジックツヴァイダー…魔法と剣をうまく使う職。剣ももう一本持てるようになり、手数が増え火力も上がる。魔法剣士の正統進化職。


アルカナナイト…魔法が使える騎士というところ。魔法剣士の時より防御力(DEF、MND)が上がり、堅実に魔法、剣、盾を使って戦える。ただし、職業クラス補正でAGI、LUKが落ちる。


ソウルテイカー…闇魔法が使えるようになる代わりに他の魔法が使えなくなる。剣と魔法による火力が上がる。

更にはATKとINTの補正値も魔法剣士の時よりあがる。


聖剣の担い手…聖剣を持っているときに低確率でクラスアップするときに現れるレア職。全てのステータスに魔法剣士の時より1.15倍のプラスの補正が掛かり、特にデメリットもなく魔法も使え、聖魔法と光魔法に補正が強くかかる。


「うーん、一部尖ってるけど何故聖剣の担い手がいいんだ?レアなクラスということは良いことなのかもしれないけど…」


次回へ続く

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ