大規模探索
更新なんだよ、君は
俺たちのクラスが各クラスの4次職へと変貌を遂げた頃、大迷宮探索を既に英雄級探索者が既に始めていた。
その彼らの大規模探索レイド…通称レイドの名は明かす為の道という名前である。
昏き地下洞窟 1F
「試走ということで潜っているが…なかなか強いね。敵ではないが。」
ニルヴァーナは通り過ぎた瞬間に敵を瞬殺していた。
「余裕じゃねぇか、ニルヴァーナ。」
「たしかに余裕だ。しかし、最初はもっと弱いジョブスキルで倒せると思ったが、それでは無理みたいだったぞ。」
「なるほど、効率が悪いみたいだな。」
「そうだ、こんなところでバンバンSPを使ってたら急な強敵と遭遇したときに苦戦を強いられる。」
「アタイはこれじゃあもの足りないけどね。」
シャドウとニルヴァーナが話の間にリーネストが割ってきたのだ。
「いいじゃねぇか、これくらいならマシだろ。」
「そうだな…だが、ここはまだ1Fであり更に言えば最高フロアがどこまであるのかわからない。なので、ここでつまずくようなレベルあっては困るな。」
「まぁニルヴァーナさんの言う通りか。だが、手応えはアタイは欲しいぜ!」




