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苦行の始まり
昏き地下洞窟のための準備も並行して進めていき、俺達は4次職までなるためのレベリングを行なっている。
最終職までなると経験値が膨大過ぎて精神崩壊を起こすレベルの苦行になるので、今できるレベリングしているのだ。
今回挑戦しようとしている迷宮はそれくらいやばいのだ。
運が悪ければやばい敵と当たると可能性はある。
だからこそそれに立ち向かえるだけのステータスはないとそこで終わってしまうからだ。
これも十分苦行と言えるのだろう。
だが、出来うる限り安全策は取りたい。
何故ならゲームは何度も挑戦できたが、今回はそうもいかない。
更にはいつもみたいに死んだらほんとにおわるのかもしれない。
その恐怖もあるため、簡単にいけないのだ。




