灰燼の騎士(灰の騎士④)
投稿です。
灰燼の騎士 グレイ
HP 6000/12000
MP 1250/1250
SP 2759/2759
ATK 1829
DEF 1222
INT 859
MND 759
AGI 451
DEX 258
CRI 0
LUK 80
ORI 100
名前を確認すると灰燼の騎士グレイになっている。
これこそが第二形態の証拠だ。
相手も剣術に関するスキルを使ってくるから要注意だな。
「溶断斬!」
そう言って一気に間合いを詰めて斬り掛かってくる。
持っていた剣は食らったらヤバそうなぐらい赤くまるで溶岩のようなグツグツといった感じ剣になっている。
ダメージ量が今のままでは受け太刀したら死ぬので回避する。
だが、そのまま続けて猛攻を仕掛けてくる。
「灰燼剣!」
瞬時に背後に回ってきており、背後から見えなくても炎がバチバチと燃える音が鳴り、俺は見ずに前へと前転して回避する。
「貴様!なかなかやるな!当たれば簡単に葬れるのにな!」
「受けたらやばいから避けてんだよクソが!」
「ならばこれならどうだ!」
灰燼の騎士は高く飛ぶ。
次の攻撃は何か知っている。
そのため、仲間へ指示を出す。
「お前らすぐにフィールドの端まで逃げろ!即死するぞ!早く!」
仲間達は即攻撃を中止し、フィールドの端まで避難する。
「有馬も逃げろよ!」
「残念ながら俺は逃げれない!逃げても意味がないんだ!」
そう、いまから来るスキルは一人を狙うものだが、範囲攻撃になっており、それに仲間が巻き込まれるのを防ぐため。
俺が逃げたとて追尾してくるので意味がない。
「メテオブラスト!」
相手は空から複数の小隕石を降らせ、そして自身が落下する隕石の如く突っ込んでくる。
「やべぇな…避けきれなさそうだなぁ…なら使いたくはなかったが使わせてもらうぜ!」
俺は小隕石をスキルで回避し、逃げ回っている。
しかし、灰燼の騎士は追跡してくるのだ。
「逃げれると思うなよ!」
「逃げねぇよ!」
敵の攻撃が接触前に俺はスキル発動する。
「ダミー!クイックスラッシュ!」
「なに!?」
相手は驚いていた。
自分の攻撃が明らかに有馬の偽物へと攻撃が向かい、そして本体の有馬は偽有馬へ着弾する瞬間に側面からクイックスラッシュをされている。
すると、メテオブラストはキャンセルされ強制的にダウンし身動きが出来なくなる。
「一斉攻撃だぁぁぁぁぁ!やれぇえぇぇ!」
そういった本人も含め魔法や物理攻撃を一斉に仕掛けた。
ダウン中のせいなのか体力がエグいほど削れていく。
「ぐぉぉぉぉぉぉっ!!何故、我の弱点を!?」
「テメェとはなんどもやってるんだよ、クソが!!ソウルイミテーション!」
ソウルイミテーションでもう一人の俺が出現し、スキル✕2状態でラッシュを掛ける。
「負けるのか!?我が!?ウォォォォォォッ!」
灰燼の騎士のHPが0になり、消滅していく。
俺達はこの強敵を倒すことができたのであった。