灰の騎士③
また遅れてすまない。
なので、この後も投稿するわ。
俺と灰の騎士が剣戟を初めて3分間が経過した頃。
灰の騎士のHPを確認してる。
灰の騎士
HP 8999/12000
MP 1250/1250
SP 2759/2759
ATK 1829
DEF 1222
INT 859
MND 759
AGI 451
DEX 258
CRI 0
LUK 80
ORI 100
いつ見てもレベルはないが、かなり強いステータスだ。大迷宮クラスのモンスターのステータスはある。
攻撃をまともに受けたら死にかねない。
だが、俺がタゲを取りつつ支援や攻撃を挟んでくれる仲間たちのおかげで削れてきた。
特にレイアとワークスとアナスタシアの攻撃のおかげで動きを止まらなくても動きを低下させてくれたり、特殊な炎の効果によりダメを取ってダメージを稼いでいけるのは強い。
「なかなか良い連携だ!ならこちらも本気を出そう!」
俺はその動きを知っているため、後ろへと下がり少し離れて確認する。
「全員、今のうちにMPとSPを回復しろ!あいつの第二形態が来る!!」
灰の騎士の第二形態はスキルによる攻撃が入ってくる。ガードしても俺のレベルなら支援魔法が入ってても死ぬ。
更に言えば、うまく※パリィしない死ぬこともある。
※パリィ…敵の攻撃をいなす防御のこと。
「オーバードライブ!」
ステータスを俺は全て上昇させ、動きに対応できるように体勢を整える。
ちなみに何故俺が離れたのかと言うと相手は無敵時間が発生しており、この間の攻撃は無駄であり、近接攻撃を仕掛けていたらそのあとの反撃を食らって死ぬからだ。
「我は灰の騎士グレイ。我の力を今ここに開放せん!!」
彼の周りに衝撃波が発生し、空間が歪んで見えるような灰色のオーラを纏っている。
その威圧感は先程より強く、まるで歴史の英雄がここに誕生したような感覚に陥る。
戦いは更に激化するのであった。