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昏き迷宮の探索者  作者: Nexus
昏き地下洞窟
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灰の騎士②

ギリギリ投稿!

騎士は挑戦者を待つように剣を床に突き刺し、剣の柄に手を置いている。

そして、挑戦者(有馬たち)が来ると刺さっていた大剣を抜き構える。


「来たな、挑戦者たちよ。我は灰の騎士(アッシュナイト)、グレイ。いざ尋常に勝負!」


灰の騎士は有馬のところへと突撃をしてくる。


「おぉぉぉぉぉお!!」


俺は雄叫びを上げて大剣をギリギリのところを避ける。

何故、スキルを使わないのか。

いや、使えないのだ。

使おうにもスキルの発動する瞬間もない。

しかも、灰の騎士にタゲを取られてる時は相手が隙を晒した時にスキルを使わないとこちらが瞬殺されかねないからだ。

それくらい強い敵なのだ。


袈裟斬り、逆袈裟斬り、胴切りなど迫りくる刃を回避し、普通に剣術で対抗する。

俺がタゲを取ってる時に後ろから魔法が灰の騎士へとのヒットする。

しかし、ダメージは取れても怯むことはない。

相手の持つスキル「不屈の精神」で吹き飛ばし、スタン、怯みはしないというなかなかやばい強スキルを持っている。


「ハハハハハハ!貴様、私の攻撃のパターンを熟知しているようだな!」


ゲームにはなかったセリフだ。

まぁ、それもそのはず。

完全に把握しているからだ。

レベル上げの時に何度も何度も戦い、体にその敵のリズムを叩き込んでいる。


「気の所為だろうよ。」


「嘘をつくな!だが、それもよし!簡単には終わってはつまらない!」



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