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昏き迷宮の探索者  作者: Nexus
昏き地下洞窟
128/739

屋台エリア(セーフティーエリア)

どうなってんだ!この迷宮は!

明暗を分かつ賢者の地下洞窟 B7F


このフロアは何とフロアごとセーフティーエリアになっており、何故か屋台のような出店があるエリアだ。


イメージは神社にあるような屋台を思わせる様相だ。

しかも、ここにいるのは人ではないらしい。

昏きの設定資料曰く、暇を持て余した神様たちらしい。

なんの神かは書いてなかったが、要は人では屋台をその迷宮の屋台を一生運営出来ないからとそんな感じの設定だ。


しかし、ほんとに何故日本の屋台エリアのような感じなのかは謎である。

そんな感じのせいかマジで夜の屋台で聴くような音楽も流れており、太鼓も聴こえてくる。


「事前に説明したとは思うが、ここはセーフティーエリアというかフロアごと単位になってるから敵対する存在は基本は出てこない。なので、ここでアイテムの補充、調達や武具の更新が出来るので各自おこなってくれ。1時間後に神社の賽銭箱の前だ。」


そう、神社もあるし賽銭箱もある。

どうなってんだここはほんとに。


一旦、全員解散し各自でアイテム、武具の調達をし始めた。

俺は殆どそういうのはいらないので、屋台を楽しむことにした。

実際に屋台で射的とかやってみてぇんだよなぁ〜


屋台を見回っていると焼きそばの屋台のおっちゃんが声をかけてきた。


「おい、にいちゃん!アンタ異世界人か??」


「え、あはい。そうですが…」


「やっぱりそうだ!明らかにこの世界の住人の魂の色じゃなかったからなぁ〜いやー久しぶりに見たわ。」


「久しぶりに?」


「あぁ!前にもここに来た異世界人がいたんだよ!」


「へぇ~そうなんですか。」


「にいちゃんもがんばれよ!焼きそばやるからよ!」


そう言って焼きそばをくれたのだ。

ゲームにはこういうイベントがなかったからほんとに新鮮な感じだ。

てか、焼きそばくれるのか…なんか嬉しいな。

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