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昏き迷宮の探索者  作者: Nexus
昏き迷宮の始まり

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パーティ戦

パーティ戦が初めてではないが、初めてなんだよなって言うとおかしいが、まぁリアル昏きでは初めてだ。

ゲームは基本、プレイヤーを軸に動いていたしな。

ただ、オンラインだと職業が探索者シーカーやってたから立ち位置が前衛か中衛か後衛かで困らせていたな、多くはいなかったみたいだしな。


「有馬は職業は?」


「探索者です、ワークスさんは?」


「敬語はいいよ、めんどいから。見ての通りだが、剣士だ。探索者ってマジで人によって違うからわからんけど、お前はどうなんだ?ポジション的には。」


「出来るなら状況に合わせてですけど、近距離〜中距離で戦うのがメインなので前衛頼めますか?」


「おーそうか、ちなみに飛び道具か魔法かなんかあるのか?」


「魔法は多少。あとは先程拾った弓ですかね。」


「魔法はわかるが、探索者なら弓は有限だぞ?」


「え?そうなんですか?」


マジか!?ゲームだとどの職でも弓ならどこからともなく弓構えて弓矢が補充されて放てたのに。


「まぁ、やってみろ。」


俺は弓を構えたが、弓矢が補充されることはなかつた。


「な?」


「うぉ、マジだ。」


「初心者のうちは弓は無限に放てるって感じのやつがたまにいるんだよ。あれは弓使いの職しかできねぇんだ。」


「すると、魔法だな。中距離からできるのは。」


「なら、基本は連動してくれ。俺が攻撃したら有馬も近距離で一緒に攻める。で、場合によっては有馬が先制して魔法放ってくれ。」


「了解!」


俺とワークスは作戦会議を5分ぐらいし、いい感じに休み終わると探索を再開する。

 

そして、地下へと突入するのであった。



彷徨う迷宮 B1F


地下へと行くと雰囲気が変わったというのか、空気が張り詰めている気がする。


そして、いきなり現れたのは斧を持つミノタウルスであった!


「先制攻撃を頼む!!」


「ファイア!」


MPを5消費し、火炎がミノタウルスへと放たれ命中する。


「ンモォォォォッ!!」


命中した敵は俺へと怒りを向けながら今にも突撃しようしていたが、ワークスがその前に攻撃が入る。


「パワースラッシュ!クイックスラッシュ!」


先輩だけあって、隙なく攻めていた。 

パワースラッシュで火力を取りながら相手にヘイトをワークスへと向ける。そして、クイックスラッシュでそのまま繋げて切りながら高速で敵の後ろへと抜けた。

すると、敵は俺には背を向けワークスへと突撃しようとする。

が、俺がまたファイアを撃つ。

すると、敵はまた俺へ向くが先程と同じコンボをワークスはミノタウルスに放つ。

これを何回かループしたらミノタウルスは落ちた。


「なかなかやるじゃんかよー」


「いえいえ、それほどでも。」


ドロップを確認しに行くとドロップが2個落ちていた。

ゲームの仕様かダメージ与えるかサポートするとドロップがパーティ人数分落ちるんだよな。


「ドロップは…ミノタウルスの肉とミノタウルスの斧だな。」


「自分は肉で良いですよ。」


ぶっちゃけ斧は俺は確実に使わんし、肉の方が売れるしな。


「じゃあ、俺は斧貰うわ!今は使わんけど何かのタイミングで使うかもしれんしな。」


「オッケーそれで」


俺達はそれで納得した。

ワークスは価値を理解してそうだが、細かいことは気にしたくないのだろう。



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