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人生山あり谷あり夢があり  作者: 山口翔矢
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やらかした・・・

つい3日前の話だ。僕は、仕事帰りに地元のTSUTAYAにより、星野源さんのCDシングル1枚と新作DVD(血煙の石川五エ門)2枚と準新作DVD1枚を借りて帰宅した。

これだけならまだ単なる日常風景だ。しかし、僕は帰ってからやらかしてしまった事に気付くのである。


晩御飯を食べて皿を洗い、シャワーを浴びて麦茶を用意してマイルームに行き、早速新作から見ようとDVDを取り出した。すると、いつもDVDケースには付いていない筈の黒い何かがガッツリと開け口に付いているではないか。

これは何だろうか、と思って僕はどうにかそれを外そうとするがどうにも外れない。手に思い切り力を入れてもびくともしない。最終的に、ペンとかハサミとか色々使ってみたものの開ける事は出来なかった。

そして僕は思い出したのだ、レジにこういう事が書いてあったことを・・・・。


「鍵付きの商品は鍵を開けてからお持ち帰り下さい」

僕の地元のTSUTAYAには店員さんが会計する普通のレジとレンタル商品を自分で精算するセルフレジがある。僕はその日はセルフレジを利用した。そのセルフレジに「」のような言葉が書いてあったのだ。要は、見忘れてしまって鍵を外し忘れ、いや、正確には新作DVDの鍵の存在にすら気付かずにそのまま家にお持ち帰りしてしまいDVDを見る事が出来ない状態になってしまったのだ。完全にやらかしたのだ。


セルフレジにはいい思い出が無い。DVDとCDシングルを同時に借りてレンタル泊数を確認しないまま持ち帰り後で店から電話が来て延滞料金が掛かったりもした。それから暫くは普通のレジを使い、久々にセルフレジを使ったらこれである。とことんセルフに嫌われているようだ。


もう今後は二度とセルフレジなぞ使うまい。店員さんに頼ろう。何の為に店員さんがいるのか、それはお客様の為だろう――そんな訳のわからない事を思いながら僕は鍵付きDVDを呆然と眺めていた。

今日は仕事が休みだがわざわざ鍵を外す為に店に行くのは面倒だし、そもそもどう説明したらいいか分からんので約1000円分のお金は今回は犠牲する。すまないmyマネー。




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