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走る走る走る  作者: 二階堂隆一
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七階

 この一件があってからも、智美は今まで通り僕に声をかけ、いつもと同じ調子で優しい彼女を演じ続けた。

 僕は態度を変えるどころか、今まで以上に智美を冷たくあしらった。

 彼女が憎い、許せない。

 ホテルでの性行為を想像する度にそれらの想いは強くなった。


 僕達の仲が破局を迎えたと実しやかに噂されるようになったころ、智美は学校を頻繁に休むようになっていた。

 実際にはまだ別れていなかったのだが、交際は着実に自然消滅へと向かい修復の余地などあるはずもなかった。


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