今朝も元気に悪夢?予知夢?
前半に文字を詰めすぎた感が(汗)。
「コレも失敗したのか…………」
ココは…………どこだ?わからない。何も見えず…………あ、今の訂正。ほんっとに真っ暗だけど、一応理科室っぽい(フラスコとかそーゆーのたくさんって意味ね)部屋だ。ただし、動くことはできない。そして、暗~い声が聞こえてくる。そこで俺は思う。
…………ああ、これは夢なんだ、って。
でもどう考えても、それは間違いないんじゃない?いや、聞いたって誰も答えられないだろうけど。まあこのところ、妙にリアルで気持ち悪くて陰々滅滅で訳のわからなくて………えーとそれからそれからあと何か形容詞(だっけ?それとも形容動詞の方だったか)あったかな…………ゴホン、まあとにかく変な夢ばっかり見てるからな。ただ残念ながら、それが分かっても人間、自力で夢から覚めるほど器用な生き物じゃあない。ほんっと残念だ。どんだけ科学が発達してても、精々できることは睡眠薬とかで夢を『封じ込める』事だけ。夢を見ることを前提に、さらにその内容を完全にコントロールする技術はいまだにない。
って、なんでこんなどーでもいいことを思い出してんだ俺。まあとにかく要するに、俺はこの夢を諦めて見てるしかないってこった。
「どうしてなんだ……?私には何が足りない?なあ、教えてくれ。私はなぜお前の事をまた失敗したんだ?はは、ハハハははははは……」
最初とは打って変わって、物凄く落ち込んだ声。おい、今のであのジイさん寿命一気に縮んだんじゃねえか?生気ってもんがキレイに抜け落ちてるぞ?
「なぁ答えてくれ、もうこうなったら私も諦めればいいのか?もう金も残ってはいない、助手だっていなくなった。私にお前を完成させるのは、最初から無理な話だったのか?私がこの人生で続けてきたことには、何かしら意味はあったのか?誰か答えてくれ、人がそう呼ぶように、皆がそう呼ぶように、私はいつの間にか狂っていたのか?なあ、頼むから答えてくれ!」
もしかして、これは俺に向かって言ってるのか?いやいやいや、あくまでも夢なんだぞ今見てるのは。落ちつけ落ち着け。しかしそれにしても、見てるだけでこっちまで嫌な気分になる夢だな。どうしようもないバッドエンド的な。鬱展開だのバッドエンドだのはどうも好きになれないんだよなぁ…………。
「ははっ………もう、これで、やめにするか…………そう、ここにあるものを、全部」
ああ、もうどうにでもしてくれ!もう駄目だ、もういい加減限界だ!これ以上ここでじっと聞いてるだけなんてのは俺の精神衛生上カケラたりともいいことないんだよ!
と、そこで自虐的になって興奮したのか腕を振り回したジイさん後ろの棚に肘打ちつけた。うわー、痛そ。そして当然のようにバサバサと落ちてくる書類の山。その様子をチラリと見ると、そこに書いてあった文字が見えた。
『難〇(字が掠れてる)清
そこまで読めた所で、ジイさんが拾い上げてしまったけれど。今の二文字だけは間違いない。こっちも驚いたけど、ジイさんにも思う所があったらしい。
「全………部?待てよ………?そ、そうか、そういうことだったのか…………だから私はこれまで…………わかったぞ、わかったぞぉ!!!!!あっはっはっはっはははははは!!」
「…………あー、つくづく変な夢見た」
はい、今朝も無事に起きましたよ、っと。しかし何かね、ここ最近のうちに変てこな夢ばっかり見るような呪いでもかけられたのかね?まあ、それでもキッチリ起きられたんだ。どうこう言うのはナシにしよう。
それにしても、今日の夢は一味違った。これまでに見た変てこな――――――――――桑折の家で『何か』がいたヤツだの、結局なんだったのかは分からずじまいの俺のそっくり野郎だの――――――――――夢は、百歩どころか一万歩以上譲ってまだいいとしよう。いやよくないけど。少なくとも、あそこは俺の見たことある場所、あるいは知り合い(?)の夢だった。
「ただ、なぁ」
今見た奴だけは違う。俺はあの場所がどこかわからない。あのジイさんが誰かわからない。いや、顔、見えてないんだけどね?少なくとも、聞き覚えのある声じゃあなかったな。
「う~ん………わからんなぁ」
布団の上で胡坐をかいて、黙考。
「わからん!やめだやめ!考えんのはやめにする!」
この間三分。我ながらどうかとは思うけど、まあいいじゃん別に?考えてどうこうなるようなものでもないし。
…………と、ここで、ふとあるものが目に入った。というか、ずっとすぐ近くにあったのにまるっきり注意してなかった。
「ん?」
後書きコーナーは特になし!
清明「ないのかよ!?」
ぶっちゃけいちいち考えんのめんd……
清明「わーわーわー!!言うな言うな言わんでいい!」