表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
科学な都市の四方山話  作者: 久本誠一
休憩終了・ターンⅡ!
54/66

盗難車でGO♪・・・・・その②

いっこ忘れてたけど忠告。もうちょっとの間、タイトルの軽さに反して割と暗い方向に進んできます。


・・・・・すぐ終わるけどね?

 怪我人の割にはえらくのんびりした口調で、話は始まった。


「まず、この≪シティ≫に君が来た時、君は結構話題になってた・・・・らしいよ?ま、僕も直接見たり聞いたりしたワケじゃないけどさ」


「はぁ!?なんで俺が?大体そんな有名だったなんて丸っきり気付かなかったけど・・・・・うん、むしろESPだらけな≪シティ(ここ)≫にきてやっと・・・・・・あ、悪い。何でもない」


 暗い話はやめておこうじゃないの。ここでなら人間(・・)扱いされるってのは嬉しいけどさ。


「・・・・・・・ふーん」


 ちょっとは察してくれたのか、何も突っ込んでこなかった。


「・・・・・それで、話を戻すよ?まず、君が自分が有名人だということを知らなかったのは、当たり前すぎて笑えるくらい当り前の理由があるから。表の世界で暮らす人は、裏のことなんて知る必要ない・・・・つまりはそういうことさ。それで、君が有名になった理由は・・・・・・その前にちょっと確認したいんだけど、君自身はどう思う?何か心当たりはあるかい?」


 え、俺?う~ん・・・・・


「・・・シエル、なんか思いつく?」


 困った時は近くの人に助けを求め(責任をパスし)ましょう。


「・・・他人(ひと)任せなんだ?」


「・・・・私に聞くのか?」


 ・・・・・・・・・・・・はいはい。どうせ見当もつきませんよーだ。


「全く・・・・・あのね、君はどれだけ自分が歩く大量破壊兵器になれるのか分かった上でそんな情けないことを言っているのかい?もしそうならがっかりだよ・・・・」


「大量・・・破壊兵器?」


「そ。それも、世界中の軍隊を理論上は一人で壊滅させられるレベルの、ね」


「ど、どういう・・・・・」


「全く、これだから平和ボケは困ったもんだね?いいかい、君の力は全ての機械を操る。つまり、戦闘機だろうが軍艦だろうが問答無用で行動不能に・・・いやそれどころか強制的な自爆・・・・・いやいや、そんな生易しい話じゃない。内部からの操縦を完全に無視させて乗っ取れば、戦力を送れば送るだけそれ(・・)を丸々君の力に出来る・・・・・ミサイルを撃ち込んだ所で、不発になればただの鉄。細菌兵器を使った所でその菌を作っている所を叩くだけでやっぱり意味がなくなる・・・・・・・・あれ?まだまだ他にもあるけど、とりあえずこんな所で押さえておこうか?随分ショックな話だったみたいだしね?」


「・・・・・・・・!」


 何か言ってきたけど、正直自分のことで今は精いっぱいだ。そんな、そんな!!嘘だろ?誰か嘘だって言ってくれ!!そんな、そんな能力(スキル)だったんならそれを、持ってる俺は・・・・・


マルデ、バケモノジャナイカ。


「あ、そうそう・・・・今の話を聞いてどんな自己嫌悪になろうが僕の知ったこっちゃないけど、下らないことは考えない方がいいよ?大体、君が化け物なら僕は・・・・・・いや、今これ(・・)を言っても余計に混乱するだけ、か」


「それに、善い方に考えれば問題ない。世界をひっくり返せるほどの力なら、きっと何かのために使うこともできる。そして貴方は、そういうタイプの人間のはずだ」


 横の方からせっかく入ってきたフォローも、今の俺にとっては頭の中を虚しく通り過ぎるだけだった。


「(チッ・・・・今話したのは僕のミスだったかな?そう言えば彼はあくまでも『一般人』だったか・・・・ちょっと荷が重すぎたね)」


 何事かつぶやいていたけど、そんなことはどうだっていい。俺は・・・・・俺は・・・・・。

ちょっと自慢。

今前回までの四方山を軽く手直し(キャラの性格を現在の物に合わせる等)してたんだけど、数ヶ月前に比べれば僕もちょっとはマシになってきたと思いません?

嘘だと思ったら、最初の方に戻ってみて下さいな。

あの頃は下手で執筆力無かったなぁ・・・・・。


※あんま変わってないとか言わないように。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ