投了×ダイヤ=!?
もう謝んない!いい加減マンネリだから謝んない!
さ、本文へgo!!
・・・・・・結局気まずいまま軽く皿を洗って戻ると、シエルも同じような顔をして元の場所に座っていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・なーーーんか気まずい沈黙。念のため言っとくと別に4人いるわけじゃない。『ひたすら押し黙ってる』のを上手いこと表現したかっただけなんだ。
「なぁ」
「その」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・かぶった。チッ、後3秒、たった3秒だけ我慢してりゃあ会話につながったってのに・・・・タイミング悪いな俺!
そんなことを考えて一人でイライラしてると突然、
ピーンポ~ン♪
チャイムが鳴った。普段だったら『今取り込み中だ!』とか言って無視する所だけど、正直今はどんなもんでもこの空気を変えてくれるなら大歓迎だ。
「はいはい、今出ますよ、っと・・・・」
ドンドンドン!!(ドアを盛大にノックする音)
「今出るっつーの・・・・・」
バンバンバンバンバン!!!(同上。より激しくなった)
「だから・・・今・・・・」
ドガドガドガドガ!!!!(同上、以下略)
「やかましいわぁあああああっ!!!!」
思わず怒鳴りながら思いっきりドアを引きあける。ったく、こんな朝早くから何の用なんだこの近所迷惑馬鹿野郎!
「誰だか知らんが喧嘩売ってんのかコラ・・・・・・・・って、ん!!!???」
「全く・・・・随分な・・・ご挨拶・・・・・だ・・・ね・・・?相も変わらず・・・・やかましい声だ・・・よ?」
「お、おま・・・・・・!!」
そこにいたのは、
ついこの間俺の人生観をひっくり返した一人、いまだに名前も知らない男、俺のそっくり野郎がいた。・・・・・それも、血まみれのボロボロで。
「んな、な、な・・・・・・・・・?」
「やれやれ・・・・ちょっと・・・シロートさん・・には・・・・・刺激が強・・・・・・かった・・かい?」
「んな、そ、それ・・・!だ、大じょ・・・・・・いや、何でもねえ」
途中で『大丈夫なのか!?』と言うのを抑える。無論パッと見だが、多分命は大丈夫だろう。血が多く見えるのは服にこびりついているから・・・・・だと思いたいな。それを言うと、
「へぇ・・・・・・!なるほ・・・ど・・・・・それくらい・・は分かる・・・ワケ・・・・何だ?なら、・・・・ちょっとは・・・・・僕の・・・プライドも・・・満足・・・・できる・・・かな?」
「おい、一体何の話――――――――――」
さて、今回は(も?)中途半端なトコで切ります。
これまでの流れを一新して話を加速させようと思い立ってのこの流れだったのですが、正直これだけじゃあクエスチョンマークが浮かんでいると思います。ですが、まだしばらくお付き合いください。不透明な部分もジワリジワリと明かしていきますので。
これまでの『四方山』は前哨戦。こっからが本番ですよ~♪