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科学な都市の四方山話  作者: 久本誠一
ゲームセット・一時休憩
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シエルのその後:中途休憩

もう最近謝ってばっかで読者のみなさんも嫌になっているでしょう。

それでも言います、週一更新できなくてすいません(言うんかい)。


 で、5分後。何のかんの言いながら、結局卓袱台を挟んで無言で芋〇んぴをポリポリとつまむ俺とシエル。うん、なんか気まずい。


「え~、えーと・・・・ど、どうだ?」


「うん。甘い」


 いや、そりゃそうだろう。これはお菓子以外の何物でもないし。俺は甘くない菓子以外は菓子と認めたくないタイプだ。辛いポテチ?あれは・・・・・・うん、まあ、何でしょうな(笑)。


「いや、そういう意味じゃなくってな」


「・・・・・なら?」


「いや、だいぶ湿気(しけっ)てるけど大丈夫かな、って。俺はまあ自分の貧乏を自認してるから湿気る(かび)るは日常茶飯事だけどな」


 実際、こういうのって生モノと違ってヘタに保存が効くだけ放っておきがちなんだよなぁ・・・・・

ってまあ、俺の家庭話はさておいておこう。


「む、これは元々こんな食感の物ではないのか?私は初めて食べたから良く分からないのだが・・・・・」


 ん?


「あれ?でもさっき『私も好きだ~』とか言ってなかったか?あと『俺のイメージに~』とか」


「・・・・済まない、あれは見栄だ。後者は私の祖父が好んで食べていたのを見た記憶があったから」


 見栄?芋けんp(苦肉の策だ。悪いか)にそんなもんがいるのか?そんな???????(クエスチョンマーク)を頭の上にくるくる飛ばしてる俺の様子に気づいたらしく、若干暗い目をして、


「・・・・・・正直言って、ついこの間まで家から外に出たことすら無かったからな。生活に関する娯楽は一切知らなかったし、知りようがなかった」


「・・・・・・・・?」


 これは・・・・・爆弾発言・・・・・なのか?ふむ、これ以上の話が聞いてみたい所だけど、ヘタに聞いて怒らせるのもまずかろう。これで相手が桑折とかだったら多分平気なんだろうけどなー。


「済まない、詳しい話はまたにさせて欲しい」


 ちっ。あ、いや何でもない。まったく、野次馬根性丸出しじゃねーか。


「・・・・・・・・さてと、それじゃあ片付けるとするか」


 誤魔化すために席を立つ。あぁ、気まずい気まずい。


 




・・・・・・・・短いです。反省します。しかも話も進まない・・・・。



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