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科学な都市の四方山話  作者: 久本誠一
ゲームセット・一時休憩
47/66

非日常の一歩手前

お久しぶりです&すいません。

でも、これからは毎回こんな感じになりそうな予感が・・・。

 ふむ。条件・・・ねえ・・・・・さてさて、一体何を押しつける気だ?


「実は・・・・・」


「おう」


「その・・・・・か、勘違いしないでくれ。私だって、こんなことをいきなり頼むのは抵抗があるのだし、済まないと思っているのだが・・・・」


 ん?なんかちょーーーっと不穏な空気的なモンが満ち溢れてきてね?え、あれこれ現実?え、実は夢オチでしたーとかいって目ぇ覚めるパターン?それかあれか、もうじき窓突き破って、



『ドッキリ大成功!!』



とかいうプラカード持ったカメラマンが飛び込んでくるとか?そしたら窓の修理代くらいは出してもらわないと困・・・・・って何言ってんだ俺は、なんでドッキリが前提なんだ。それ以前に言葉がムチャクチャだし。

 ん?ってことは・・・・・まさかまさかもしかしてこれから18歳以下はお断りなイベントが?


「え、えっと・・・?」


「その・・・・あの・・」


「あ、あ、あああ・・・」


 うわ恥ずかし。噛みまくったし声裏返ってる。でもその上目づかい、破壊力抜群です。でもこの流れってまさか本当に・・・・・・


「し、しばらくかくまってほしい!!」


 






 頭の中が真っ白になった。









 

 ホワッツ?・・・・え、発音が悪いだと!?やかましいわこのスットコドッコイ共がぁぁ!!


「え、えっと?」


「あ、ああ済まない、少々熱くなりすぎたな・・・・。もう少し詳しく話すから、それから決めてほしい」


「お、おう・・・・」


 とりあえず、そっち方面(・・・・・)なイベントは起きなさそうだな。ふう・・・とりあえず安心、か。

 









 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃあなんなんだろうこのガッカリ感は?それと、俺の印象がどんどん悪くなっていくような感じがするんだが?

 別にいいじゃないか、俺だって年頃の男子なんだし。ちょっとぐらい不純な夢見たってさ。な?な!?な!!?


「それで、その話なんだが。・・・・・どうした?何かおかしなことでも言ったのか、私は?」


「いえ・・・・・・悪いのは俺一人です・・・」


「?・・・そうか、なら話すから聞いてくれ。二日前、私が貴方に拾われてから・・・」


 うおぃ。いくら自分のこととはいえ、死にかけてたのを『捨て犬拾った』のノリかよ。


「・・・・・そうだ、今まで言い忘れていたな。済まなかった。あそこで死を待つばかりだった私に気付いてくれただけでなく、この命を助けてくれた事は感謝する・・・・本当にありがとう」


「あ、いや、ほらさ」


「・・・・・?」


「そんなんさ、別に気にすんなって」


「だが・・・・」


「いや、いいっていいって。まああれだ、ちょっとした気まぐれってやつだから、さ!」


 顔が赤いから照れ隠しになってないって?いちいちうるせえな、ったく。あ、ほら!いらんこと言うから気付かれたみたいじゃねえか!ああ、恥ずかしい。


「・・・・・クスッ」


 笑われた。まあ、悪意のこもった笑いじゃなさそうだからいいか。


「そ、それで?拾いました、助かりました、それでどうなったんだ?」


「その後出て行ったのは・・・・自分の意志だ。その時はまだ、敵か味方かわからなかったからな。まあ後で『シエル、お前は例一つ言わずに出てきたのか』と祖父からネチネチと言われて初めて気付・・・・・ああ、シエルというのは私の名前だ、覚えておいてくれると嬉しい・・・・・まあそれはいいとして・・・・・」

 

 シエルの話はまだ続く・・・どころか本題にも入ってねえよな、こりゃ。

中盤のあたり、ベタなオチですね(汗)。


一応今回のシエルさんでこの話の三大ヒロインは出しました。増やすつもりはありません(今の設定では)。


・・・・・ちなみにこの名前の由来、多分わかる人は少ないと思います。

どうしても気になった人は、『カシエール アルファポリス』とYahoo検索(僕はグーグルよりYahooのほうが好・・・・・私情ですいません)してみましょう。

多分何件かヒットするはずです。どうしてもいい名前が思いつかなくって、ついつい自棄になっちゃってね、はっはっは・・・・・あれも僕だよ~。

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