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科学な都市の四方山話  作者: 久本誠一
さあて、showtime!
42/66

そろそろ真面目にやるとしよう

お久です。ハイ、すいませんでした遅れました。で、でも!木曜に一回書いたんですよ!信じてくれないかもしれないけどいつもの1,5倍ぐらいの長さのを!


・・・・・で、途中で変なボタン間違えて押して。気が付いたら全部パア~に(泣)。この二日(これを書いてるのは土曜)、そのダメージから立ち直れなくて。


・・・・・ええわかってます、ただの言い訳です。事実だけど。だから今回のタイトルは、作者の決意でもあります。『・・・・真面目にやろう』

 ・・・・・・・・・・・ん?なんか忘れてねえか俺?えーっと、確か・・・・・・アッ!!!やばい、これはやばい!!


「な、なあ祓、急で悪いが一つ聞きたいんだけど」


「はい~?」


「・・・・今って、何時ぐらいなんだ?」


 返事によっちゃ、ひじょーーにマズイことになる。何がって?学校がだよ!・・・・・・ったく、ただでさえ『素行が悪い』とかで停学の一歩手前をうろついてるんだから、ここで無断欠席なんてしたら、・・・その先は考えたくねえな。あ、勘違いしないでくれ。別に俺が真面目ちゃんなわけじゃない。そんな柄じゃねえし。ただ、ウチの担任がなぁ・・・・。


「え~と、三時ちょっとすぎですね~」


「午前、だよな!?」


 うう、なんかいやな汗が出てきた・・・・頼む、午前(・・)であってくれ!同じ三時でもそっちにはまだ救いがある!!


「午後・・・・ですよ~?・・・・って、ちょっと清明君どうしたんですか!?顔色が土気色になってますよ~!?」


 はい、アウト。ふわーっと意識が飛んでいく・・・・・・。


「あ、ああ・・・何でもない、何でもないから」


 俺の声、掠れてないだろうか?俺の主観では掠れた上に震えてる気がしたんだが。ふと気付くと、無意識にこんな言葉を口走っていた。


「・・・・・真面目にやろう」


「あ、あの~?」


 ちょっと今は、無駄口叩いてるヒマねえな。無駄なことしてるヒマも。本気の本気で行こう。せめて無断欠席は一日で抑えよう。


「てなワケで桑折!今すぐ起きろ!!問答無用だ、この壁全部ブチ抜け!!」


「ハ、ハイ!?」


「清明君、ダメですよ!?」


 祓には悪いが、もう建物破壊だろうとなんだろうとやってやる!というかやらせてやる!


「何だかよくわかんないけど、要するに思いっきりやっていいってことね?」


 あっという間に復活して、ムチャクチャ頼もしい笑みと共に聞いてくる桑折。俺の返事か?もちろん決まってんだろ!


「よし、やってy・・・」


「ダ、ダメです!!」


「「ヘ?」」


「あ、あなた達もしかして、壁を壊す(そんなこと)しながらここまで来たんですか~!?」


「・・・・・・一回だけだぞ?」


「ええ!そんな二回も三回もやってないわよ!」


「じゃ、じゃあ迷って当然ですよ~!いいですか、この建物は全部、ウチ(ダイヤ)の一人の監視下に入ってるような所なんですよ~!つまり、その人の・・・・・」


「なるほど・・・・・空間をいじる、なんて能力(スキル)は聞いた事ねえから、おおかたアレだろ?感情操作とか・・・・」


熱血冷徹(センチメンタル)


「ん?」


熱血冷徹(センチメンタル)・・・・・それが、ここの監視人・・・まあ、言葉のあやですけど・・・・の能力名ですよ~」


 熱血冷徹(センチメンタル)、ねえ・・・・・ふーん、少なくともそいつにはばれてるらしいな、俺ら。

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