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科学な都市の四方山話  作者: 久本誠一
さあて、showtime!
33/66

脱出間の暇潰し?

今回、ちょいと清明君がぶっ壊れてます。

内容も大したことないから、別にここだけ飛ばして読んでも構いません(笑)。


「どうすっかねえ、と言われてもな・・・・・・ふむ、少し考えさせてくれ」


 よーするに静かにしてろってことか?りょーかいりょーかい。のんびり待っててやるよ。



        

















                    

                    ~15分経過~


 あ~・・・・・・・ヒマだ。ひまヒマ暇だ退屈だ。つまらん!まったくもってつまらん!つまらんぞぉぉぉぉぉ!!!!!・・・・・・・←誰ー!?

 あん?ついにお前も壊れたかって?ったく、えらい言われようだな。ちょっとふざけてただけじゃねえかよ。・・・・・え?ならせめてもうちょい面白いのをやれと?ンなもん面白くもなんともないと?・・・・貴様ら全員やかましいわぁ!!今すぐ帰れぇぇぇ!!はぁ、はぁ・・・・。


「・・・・・・ア、アンタ、さっきから何一人で膝抱えてぶつぶつ言ってるのよ・・・・・?」

 

 ・・・・・ドン引きされた。精神的にだけじゃなく、物理的にも離れていってる気がするぞ。しょうがねえ、おっさんにでも話振ってみるか。


「おっさん、どうだ?なんか思いついたか?」

 

「・・・・・・・・・。」


 はい、無視もらいました。いや、いらねえから。ったく、することねえなぁ・・・・・。


「そんなに暇なら、この部屋でも調べてみたら?そんなグチグチ言われるといいかげんイライラするのよ!!」


 まあ初対面の奴がこの怒りよう見たら違った感想持つんだろうが、あいにく俺とはけっこうな腐れ縁だからな。これがあんま長続きしないことも知ってる。いっぺん怒ったフリ(・・・・・)じゃねえかと思ったこともあるけど、さすがにそれはないだろう。

 

「センキュー、桑折。それじゃ少し嗅ぎまわってみるか」


 しかしあれだな、ゲームとかでもよくありそうな展開だな、こんなのって。で、こんな部屋に実はアイテムが隠れてたり・・・・・え、現実と空想の違いぐらいわかれって?でも大体、牢屋(こんなとこ)に閉じ込められるなんて、普通誰もやられたりしねえだろ?なら、これだけでじゅーぶんゲーム的じゃねえか。


「さて、と。なんか見つかっかねぇ・・・・・」


 俺は早速見回り開始。おっさんは黙想中。・・・・・ん?桑折は?


「なあ、そういや桑折は今何か頑張ってんのか?」

 

「え、私?私は今・・・えっと・・・・料理・・・・かな?」


「はあ!!?何やってんのかと思えば、お前今までメシ作ってたのか!?アホだなアホ!」


 はっ!マズイ、前方から殺気!・・・・・・・ん?ちょっと待てよ?


「べ、別にそんなこと今してるワケない・・・・・


「ちょっと待て、桑折!」


・・・・な、何よ急に!!」


 『何よ』だ?決まってるだろ!・・・・・・まあ、桑折のことを考えると気乗りはしないけど・・・・な。

 

「桑折、ちょっと真剣に聞いてくれ」

 

「え?な、何?」


 気のせいか、声が緊張してるような・・・?まあ、後でいいか。


「いいか、俺・・・・・。」


「え?え、え?ど、どうしたのよ?ま、まさか、でも、い、一応そこにおじさんだっているワケだし・・・その、そんな急に・・・・・」


「俺、多分こっから出る方法・・・・・思いついたわ」

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