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詩❲心理描写-明❳

雲上散歩

作者: 日浦海里

触れてみたいから触れてみる

つかみたいからつかんでみる


自由気ままに浮いている

自由気ままに歩いている


行きたいところへ行けばいい

生きたいように生きればいい


上を見上げて憧れて

下を見下ろし蔑んで


いつも何かと比較してたら

首が疲れて肩も凝るでしょ


他人がどうとか

自分がどうとか

それが大事なこともあるけど


あれが好きとか

これがしたいとか

小事が大事なこともあるよね




軽くいれれば笑えているのか

重くなるなら泣けばいいのか


思うままに振舞ってみる

思うままに声上げてみる


流れるように行けばいい

ただ流されて生きるより


立ち止まってみて右左

も一度右見て踏み出して


地に足付けた慎重さは

まっすぐ進むときだけで


明日がどうとか

未来がどうとか

それはとても大事だけれど


今したいこと

今好きなこと

諦め捨てる程大事なことかい?




同じように捨てるんだったら

君を縛る鎖に(しがらみ)

心の重しになってる感情


裂いて忘れて

跳んで飛んで


身体がそれを許さないなら

心だけでも自由であれば


そして


行きたいところへ行けばいい

生きたいように生きればいい


誰が許すでもなくて

誰を許すでもなくて


あの空に浮かぶ雲のように


流れるように行けばいい

流されるままに生きるのではなく


自由気ままにこの時を

自由気ままに歩いてく

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― 新着の感想 ―
[一言] 雲の上を散歩しているような、ふわふわとした、あたたかい気持ちになりますね。タイトルがとても素敵だと思いました。 日々せかせか過ごしているとなかなか心に余裕が持てないこともありますが、「今した…
[良い点]  雲になぞらえる浮浪雲のように粋な詩ですね♪
[一言]  流されるのではなく、自らが流れる。  傍から見れば同じようでも、その有り様は全く違って。  心だけでも自由であれば  雫を落とし軽くなり。  そのうち行動も変わってくるのかな、と思いま…
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