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《ルール》  作者: 才石
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嘘吐きの命題

一年ぶりの訪問、アリガタクオモウヨ。まあ、所詮その程度のことだけ。好きなだけ、推理を書いてくれ

 おや、また来たのかい? 記憶に自信のない私でも、こんなにここを訪れる君のことは、さすがに記憶から消したりはしないよ。

 それにしても、久しぶりだね。ここに来たくない理由でもあったのかい? いや、聞くだけ意味のない質問だったね。

 それでも、またここに来たってことは、少女の死に責任を感じているかな?

 ああ、いや、悪かったね。今のは、明らかに失言だったよ。忘れてほしいね。

 どうせ、また君はあの少女の話を聞きたくて、来たんだろう。少女の死の謎を。

 さて、今回も意地悪な引っかけ問題だ。ただ今回は、少し具体的に真実に近付いでみようか

 では、いくよ。

 

 

 少女の死について、なぜこの少女が死ななければいけなかったかを、考えてほしい。

 そうだね、少女の死の原因ということだね。一番最初の問題と同じだ、って言いたいのはわかるけど、全く違うことを聞いている。

 一番最初の問題では、少女の死の理由を問いてる。

 今回は、少女の死の理由ではなく、原因を問いてる。

 

 まあ、この問題も今までの答えが正解なら、言うまでもなく瞬時に答えは出てしまう。

 もし答えが出てないとしたら、少女のためにも君が出来る精一杯のことをしてやってほしい。

 それしか君には出来ないだろうからね。

近いうちに、真相がわかるかもね

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