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《ルール》  作者: 才石
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丑の命題

貴方の推理を、是非評価感想に書いて、いただきたい。考えるのは、自由なのだからね

 おや、なんだか君には会ったことがある気がするね。まあ、私の記憶違いかもしれないけど、ここに来たってことは、一度会っているの思うから、そのつもりで話させてもらいけど、いいかな?

 まあ、そうじゃなくても私は勝手に話してしまうけどね。


 ところで、君は少女の死の原因は解けたかな? まあ、本当に考えるに値しないものだから、解けているとは思うけどね。

 じゃあ、君の解答が正解だとした場合のことについて、また意地悪な引っかけ問題を出させてもらうよ。



 時間は遡り、少女が死ぬ前のことだ。

 もちろん、少女は死ぬ場所となるこの閉じられた空間に居るのだが、なぜこの空間に居るのかを、考えてもらいたい。



 今回は、若干難易度が高いかも知れないけど、君は少女がなぜ死んだかを、解いているのだから簡単なはずだよね。

 ただ、もし君が間違った解答を用意していたのなら、いくら考えても答えは出ないかも知れないね。

 ただね、私があえて、意地悪な引っかけとわざと言っているのには、ちゃんと意味があるはずだから、もしかしたらただの直感で、解けるかも知れないね。

 ああ、時に君は推理小説は読むのかな? 所謂、ミステリという奴だね。

 残念ながら、もし君がミステリの中でも、本格が好きなら、激怒してしまうかも知れないね。

 フェアプレイなものではないから。もっと根本的に、君を騙すためのものだからさ。

 だからと言って、嘘を吐いてる訳じゃないと、弁解はさせてもらうよ。ただ、君は信じないだろうから、最後にひとつだけアドバイスをあげよう。

 少女の死因は、詳しいことは言えないが、わかっていることがある。

 少女は一切の苦痛を感じることはなく、死んだということだ。

 では、また機会があれば

存分に考えてくれたまえ

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