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相談と不安
「ふぅ、ひとまず休憩だな」
今俺達は、それぞれ個室にいる
中々広くて快適だ
コン コン コン
「どうぞー」ドアから現れたのは、菜々だった
「どうした菜々?」と俺は聞く「お兄ちゃんは、平気?」
一気に静かになる「なんでそんな事聞くんだよ?」
「だって…お兄ちゃんずっと平気そうだもん」
俺は驚いた、俺も発狂しそうなぐらいパニックになってるのに
「そんな事無いよ、お兄ちゃんも大変さ。今でも精神がすり減ってる」
菜々はそれを聞いて、安心した様な不安になった様な
複雑な顔になって「そうだよね、変な事聞いてゴメン…」
菜々は自分の部屋に帰った
俺も魔法とやらをマスターしなければ…
魔獣には勝てない…そのためには島崎先生アンタを頼るぜ