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探索と危機
「それにしても、この街広いなー」
「お兄ちゃんは方向音痴ですからね」
「うるせーよ」
「てか、冴島と水城はどこいった?」
「この街で一番高いビルを聞き込みしてます」
「そう簡単に全員が知ってるもんか?」
「さぁ?スカイツリーみたいな?」
(不安だ……)
「おーい!」
「あの声は…冴島か?」
「どうした?見つかったのか?」
「いや、道でこの子を見つけたんだ…!」
ふと見ると、中学3年生くらいの女の子が冴島のそばにいる
「誘拐か?」
「断じて違う!誘拐等では無い!」
すると…上空に閃光弾?みたいな物が打上げられた
「アレは……なんだ?」
「行くか?」(なぜか行った方が良い気がした)
「君がそう言うなら……いいだろう」
「菜々ちゃんは大丈夫?」
「大丈夫です!」