再会
すいません。本気寝落ちしました。五時からかきました。本日中に書き上げます。よろしくでふ
「嫌です。マリリンさんから離れたくありません。」
「なっ!?」
貞夫を読んで来たのは、風の神殿で働いているんだぜ!って感じの服装を着た女性が呼んできたのだがアッサリ断わった。
しかし、この道長年働いてきた彼女はある転換で貞夫を招いた。それは……
「三人の巡礼者も、風の聖女ノームル様に御近づきになりたいハズでは?……さあ!巡礼者達と冒険者よ!」
「……だってさ。マリリンちゃん行こう。」
(う!呼ぶのは貞夫だけと言われたのに……)
今冒険者は減りに減って、たったの五人だ。これは、貞夫とあの勇者トムを抜いた人数になっていた。
風の神殿は、常にどっからともなく風が吹いておりその風で神殿内の木々や風車……更には人が持ち込んだであろう、フヨフヨ動く一人処理用のダッチさんが一体あった。
……
「初めまして、私の名はノームルなのです。風の神殿を管理する聖女なのです。どうか、よろしくなのです。」
「そして、こちらが光の神殿を管理する聖女のライトと言うのです。そして、もう一人はご存じリント……これでも最年少で聖女てなった逸材なのです。」
風のノームルと光のライトは簡潔だけど、綺麗に御辞儀をする。しかし、リントだけが『これでもって何よ!?』と子供じみた事を言うのだが、二人の聖女の体つきを見れば『あー。やっぱり子供だわ』と再確認してしまった。
そういう風に、心の中でリントを子供扱いしていると
「フククッ!確かに、リントはお子ちゃまですよねぇ?」
「いえ。こちらのリントは私達の後輩なのです。」
「?」
何かを隠した様子がある。リントも何時もの様子では無い感じがする……いつもより何かを我慢しているような。
「すいません話が逸れてしまって。」
「話と言うのは、あなたが魔王なのかどうなのか?という問題です。」
(うーん。どうしようか?……正直に話しす前にマリリンちゃんに俺の真実を包み隠さず言うべきだよな?)
「あの?すいません。ちょっと、マリリンさんと少しお話しをしてもいいでしょうか?」
白い服を着たライトさんは軽く頷く。他の二人はというと、ライトさんに一任しているのか全ての権限がこの方にはあるように見えた。
マリリンさんの顔を見つめ、内緒話で話を進めて行く。
「マリリンさん!聞いてくださいっ。」
「わ!?……もう。声が大きいぞ。」
マリリンさんに耳打ちしようと思ったのだが、自らの顔を近付けると女性特有の良い香りが漂ってきて心臓バックバク!になる。
で、バックバクだったらなぜか息が荒く成るよね?……で!こうなった。
(だ!駄目だ。内緒話出来ない……それにしても、なんという良い匂いを出すんだろう?これじゃあ、マトモに話せないじゃないか。)
そこで、貞夫があることを思いつく。それは、俺達の他に人がいるから内緒話が出来ないだけであって、居なければ自由に堂々と言えるに違いない!と思ったからだ。
そして
「あの?俺……冷静に内緒話が出来ないんで、ちょっと俺の召喚に部屋を作る能力を持った奴がいるので出しますね。」
熱くない狼虎(門バージョン)が姿を現す。
この門バージョンが狼虎の普通の姿なのだ。因みに、門を入ろうとした時の門は、虎の門となり……内部から外へ出ようとすれば狼の門となる。でも、この差って全然見た目じゃあ分からないようになっている。
貞夫は、少し金持ちくらいの横四メートル高さ三メートルくらいに成るよう狼虎に指示を出す。
貞夫は『おいで』と言わんばかりに、マリリンさんの手を握り狼虎の中へ入って行った。
さっそく狼虎の中に入った時『ふわっ!凄い』と声が聞こえた。
もう、俺の腹は決まっていたのでズバッと言ったのだが意外な言葉が返ってきたのだ。
「……ねぇ?その話も大事だけど、もっと大事な話が私からあるの。聞いて……」
「私ね本当は貞夫さんの事は良く知っているの」
「?」
(もしや、俺のファンか!?)
俺の顔を見て少し笑って、
「もしかして、俺のファンか!?って思って無い?」
「貞夫君、あの時もそうだけど女の子が男子に言うときは……それは、男子の勇気より百倍くらいの勇気や情熱とか全ての感情を乗せても足りないくらいの想いを入れて言っているの!」
「だから、茶化さないで!!」
「あの時?って何?」
「もう。貞夫君は猪突猛進なんだね。好きな時はぐいぐい来るのに、一度フラれると立ち直れ無いというか……普通それで引っ越しする!?」
「!?」
「まだ、思い出さないのね。もう!……分かったから。私の名前は鈴木雪奈だよ!思い出して!」
「え!?マジ……え!?マジ!?、マジなのか?!」
マリリンさんは少しハニカミ話し出す。
「私ね貞夫君が意気消沈して引っ越しした後、心にポッカリ穴が開いてしまったの。」
「だから強引に文通のやり取りで、私の穴を埋めようとしたんだけどヤッパリ杭は残ったのよ。」
(結婚なんかは、最低だったし……)
「僕は、僕は……」
「ちょっと!今まで格好良い貞夫君の[俺!]で来てたでしょ!?……もっと自信あるでしょ?」
「……今の私を、ずっと守ってくれるんでしょ?」
軽く頷いた後『当たり前だ!俺は、昔も今も君が好きなんだ!』と言った瞬間!
なんと!?
「おわっぁ!?ちょっ、ちょちょちょちょ!」
「ここだったら誰も、何も干渉されないもん。この空間はあの世界とはまた別と私は思うもの。」
そう!マリリンちゃんイキナリ超大胆に貞夫を抱き付いて着たのだ。雪奈はハグをしながら、言い分を正当化して行くのだが
貞夫の心の中じゃあ、そんな経験もしたこと無いのか汽車の様に恋心をエネルギーを糧にポッポッ!って言っていたのだが、ボカーンと爆発する。他にも色々な意識が吹っ飛んだ感じがした。
……で、
「俺、雪奈さんに告白する。」
「俺は、少し前まで魔王なんだ。今はクビになって、フリーな魔王だから。」
「ん。分かった。」
「大の魔王が、ちっぽけな女の子とのハグでプルプル震えないで。あと、下半身に当たっている所があるんだけど?」
「ご!ゴメン。」
「別に良いよ。私も、貞夫君に告白出来ていろんな所が敏感になっているから。」
そんな事を言うから、ハグをやめようとすると『まだ早いよぉ……まだ貞夫君の匂いを嗅がせて』の声に反応してしまう。
……
その頃、外の世界では
「ねえ、行かせて良かったの?」
「しょうがないじゃない!もし、魔王だったとしたら私達三人が相手しても勝率は低いんだから……止めようが無いわ。」
「だけど彼、心がとてもピュアよ。今の心にはマリリンを助けていく!って想いと愛してるって想いが爆発する寸前だったよ?!」
「あんなピュアだと、一度食べてみたいモノです。」
電機つけながら寝落ちしたので、めちゃ眠たいです。15時間後くらいにまた会いましょう。