20XXのカ・ミ・カ・ゼ
コンビニの時計が午前0時をまわる頃
僕らの鼓動は電波の壁さえ突き抜けてしまう
滅びた文明の名残 缶コーヒーの上で弾けるコインが
僕らをしっとりとした瞳で見つめて 今にも輝きだした
そう 夢を見せて 甘い夢を 眩いほどに煌めいた
時を駆けろ 限りないほど 命果てゆき 消えるまで
情熱という名前をした常套句をぶらさげて
時を駆けろ 無限のまま 声が枯れゆき 尽きるまで
君のライフの全てを今 この手に捧げてみないか
アーケード街の天井から仰ぎ見る あの夜空は
僕らの願いを叶えるアプリを動かしていくのさ 今
退廃の都の香り ナポリタンの前で弾む金貨が
僕らを濡れていく瞳で見つめて 今にも瞬きだした
そう 夢よ届け 天空まで 神話の槍にも似て
時を裂いて 突き抜けていけ 命が枯渇し 終わるまで
愛情という名前をした凡庸句を掲げたまま
時を走れ メトロポリスの 灯が消えゆき 止まるまで
君の残された全てを今 この瞬間に捧げてみないか
永久の魂の咆哮よ 夢と現実の狭間で
揺れて咲いて 咲き乱れてみせて
そう 夢を見よう 刹那の夢を 眩しいほどにときめいた
時をすり抜け 姿を変えていけ そして 一瞬の影になれ
愛情という名前をした常套句を持ち上げて
時を走れ タイムマシンで 過去と未来を 突き抜けて
君に残された命を今 この手に捧げてみせてよ
そう 僕らは20XXのカ・ミ・カ・ゼ