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第6話 スキルと称号

前回のステータスについての続きです

前話のステータスに変更がありますので、確認していただけると幸いです

「うわー、これはなんというか・・・」


優花が俺のステータスを見て呟く

俺も全く持って同じ気持ちである

詳細不明(アンノウン)ってなんだ・・・

そして俺MP0なのか・・・

魔術とか使ってみたかったのに


種族が人間?って疑問形なのが地味に傷付く


スキルのほうもいろいろと問題がある

スキル無効って・・・

とんでもなくチート臭い

手加減攻撃ってのは日常生活で力をコントロールしているからだろうか?

成長率低下っていうのも気になるが、問題は一番下の ??? だ


「さすが龍也って感じだね!」

「自分でもちょっと納得してる部分があるから、何とも言えねえ・・・」

「アハハハハ、まあ落ち込まないで」


優花に慰められた


「まあ落ち込んでいても仕方ないし、ステータス画面をタップするとスキルの詳細とか見えるらしいからそこも確認しておこう」

「本当にゲームっぽいね、この世界って・・・」


本当にそうだよな


気を取り直して、まずは優花のステータスからだ


全属性魔術 S

・火・水・木・風・土・光・闇の基本7属性に加え、雷属性魔術、空間魔術、重 力魔術などの特殊な魔術にも高い適正をもつ

 

魔術剣 A

・剣に魔法を纏わせて攻撃することができる

 纏わせることのできる属性は3種まで


剣術 A

・エンテラでの一国の騎士団長、兵士長レベルの剣の使い手

 素人目にはまず認識できない


鑑定 B

・相手のステータスと名前が分かる

 称号、スキルは表示はされるが詳細は知ることができない

 アイテムに使用した場合、名前と状態が分かる


隠蔽 S

・自らのステータスを偽って表示することができる

 相手が鑑定のスキルを持っていても確認できなくなる


MP消費量半減

・魔術剣、魔術を使った際のMPの消費量が半減する


経験値共有化

・パーティーを組んでいるものが手に入れた経験値と同じ経験値を手に入れる


言語・文字理解

・言語と文字が自らの理解している言語に置き換わる

 文字を書く際も自動的に翻訳される

 

うん、すさまじいな

近接も遠距離も両方こなせるようなスキルだ


称号の詳細は


異世界人

・別の世界から来た者。ステータスにボーナスがある


勇者

・魔術が無詠唱で使用することができ、何属性かの魔術を同時に使用できる

 パーティーを組んでいるとステータスが上昇し、HPとMPが自動的に回復する

 また、呪い、毒、麻痺などの状態異常にかかりにくくなる


優花も結構チートだな

俺のスキルは


スキル無効 S

・スキルを無効化する

 ただし味方からのスキル効果は無効にするかどうか選択できる


手加減攻撃 S

・力を制御して攻撃することができる

 

自動回復 S

・HPが一定時間ごとに回復する

 肉体的疲労もある程度回復させるが、精神的疲労には効果がない


鑑定 A

・相手の名前、称号、スキルが分かる

 詳細は分からないが、アイテムの効果が分かるようになる


成長率低下

・レベルアップまでに必要な経験値量が大幅に上昇し、得られる経験値が8割に なる


???

・このスキルの詳細は不明です


スキル無効やっぱチートだろ・・・

自動回復もすごい効果だな

まあまず俺がダメージを負うかもわからんし、死にスキルになりそうな気がする

成長率低下が結構きついな

まあレベルが上がってもステータスが詳細不明(アンノウン)じゃ実感わかないだろうし、構わないか・・・

???に関してはどんな効果があるのか、危険なものなのかすらわからない

分からない以上気にしすぎるのも問題だな・・・


称号に関しては

巻き込まれし者

・勇者召喚に巻き込まれた者に送られる。勇者の称号を持つ者の近くにいると勇

 者のステータスに補正がかかる


超越者

・人類を超えた者。戦闘時に思考速度が2倍になる


化け物とよばれた男

・相手に与える威圧、恐怖が1~3倍まで調節できる


俺の精神のHPが危険域(レッドゾーン)になりそうだ・・・

称号を見て、自分でも俺って本当に人間なのか?と疑い始めたぞ・・・

普通の家庭に生まれたはずなんだけどな


「前向きに考えよう。強いほうが命の危険は少ないだろうし安全だって」

「龍也ほどじゃないけど、私もだいぶ人間離れしてる気がするよ・・・」


俺ほどじゃないって言うなよ、まあ事実だけど


「でもちょっと嬉しいかも」

「嬉しい?なんでだ?」

「これで少し龍也に近づけたのかなーって思ったの」

「お前な・・・」


笑顔でそういうこと言うのは反則だろ・・・


「よ、よし、お互いのステータスも分かったし隠蔽もあるから冒険者登録しても問題ないだろう。さてさっそく行ってくるか!」


そういって恥ずかしさをごまかすために俺は急いで部屋を出る


「あっ、待ってよ~」


少し早歩き気味の俺を優花が追いかけてくる

そうして俺たちは冒険者ギルドに向かった。



前話の龍也のステータスを詳細不明(アンノウン)に変更

スキルに???を追加しました

装備品も追加しておきました

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