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第15話 顔合わせ

投稿遅れました。


前話にオークについての説明を加えました。


そして週間1位達成しました!

ありがとうございます。


そうして時間になり、アリアさんに先導俺たちは会議室に入った。

そこにはすでに2パーティーの面子が揃っていた。

男4人のパーティーと女性3人のパーティーか。


「お待たせしました。お二人が今回のオークの討伐依頼を受けていただくタツヤさんとユーカさんです。これで9人揃いましたね」


アリアさんが俺たちの紹介をした。


すると冒険者の一人が立ち上がり、自己紹介をはじめた。


「君たちが『深紅の魔斧』を登録した初日に倒したっていう期待のルーキーか。俺はD+パーティー『蒼の大剣』のリーダー、ラグネスだ。得物は剣で水属性魔術も使える。よろしく頼むよ」

180cmくらいあるかなり明るい茶髪と同じ色をした目の男性だ。

パーティー名の蒼っていうのは水属性魔術を使うからかね?



「・・・俺の名前はヴァーム。よろしく」


次はすっごい小声で短い自己紹介の男性だ。

でも体格は2mを超えているだろう。

顔はかなり強面だ。


「ごめんな、こいつ恥ずかしがり屋なんだよ。主にタンクをやってもらって、かなり力がある奴なんだぜ。おっと俺の自己紹介が遅れたね。俺の名前はライって言うんだ。武器は弓と短剣だな。今回はよろしくな!特にユーカちゃんとは仲良くしたいね!」


今度はチャラそうな金髪(地毛)の俺と同じくらいの身長の男だ。

何さりげなく色目使ってやがる・・・

潰すぞ、何処とは言わ無いが。


するとチャラ男(ライ)

「おっと彼氏さんを怒らせちゃったか。ごめんごめん冗談だから!俺は可愛い女の子は大好きだけど既に恋人がいる娘を狙うつもりはないんだ。気を悪くさせちゃったかな?まあそんなに怒らないで!仲良くやって行こうよ」

と言った。


横で優花が「彼氏・・・、恋人・・・」と呟いてクネクネしている。

・・・まあ、冗談ならいいか。


「申し訳ない。こやつはこうやって美しい女人を見ると、とりあえず声を掛けずにはいられ無いらしいのだ。私からも謝罪する」


と言って魔術師風の男が頭を下げた。


「申し遅れた。私の名前はジラースだ。火、風、光の魔術が使える。治癒も行えるが気休め程度だな。分かるとは思うが後方支援役だ」


身長170弱で、ライよりくすんだ感じの金髪、金目の男だ。

この世界では3属性使えると優秀な魔術師らしいから、この人も有能なんだろう。

まあ、優花は全属性だけども。


次に女性だけのパーティーのうち一人が立ち上がった。


「次は私たちの番ですね。C−パーティー『純白の光鳥』のリーダー、シリアといいます。武器は短剣の二刀流で、治癒は使えませんが光属性は使えます。皆さんよろしくお願いします」



そういってお辞儀したのは、灰色のポニーテールの165cmほどの女性だ。

礼儀正しい。


「次は私だね。私の名前はマリー。主に槍を使っていて、雷属性だけ少し使えるよ。よろしくね」


赤髪赤目のシリアと同じくらいの身長の女性だ。

横には彼女と同じくらいの長さの槍を持っている。

雷か。

基礎属性以外を持っている事は珍しい事らしい。


「わ、私ですか?えっと、私の名前はイルっていいます!治癒や支援系の魔術が得意で土と光の魔術が使えます!よろしくお願いしまひゅ!」


最後に噛んだこの人はとっても小柄な人だ。

おそらく150cmくらいだろう。

緊張と噛んだことの恥ずかしさで縮こまっているから余計小さく見える。


これで一通り俺たち以外の自己紹介が終わった。

俺たちもしておきたいが、今更ながらパーティー名は決まっていないことに気がついた。

この場は省略させてもらおう。


「パーティー名は決まっていないが気にしないでくれ。俺の名前はタツヤ。魔術は使えないし期待のルーキーっていうのは恥ずかしい気もするが、一応そこそこ腕は立つつもりだ。よろしく」

「パーティー名決まって無かったね。気を取り直して、私の名前はユーカ。基本7属性魔術と剣を使えます。今回はよろしくお願いします!」


多少誤魔化しながら俺たち2人も自己紹介をする。


「基本7属性を使えるのか凄いな」


とジラース。

他の人たちも驚いている。


そして静かになったところでアリアさんが俺たちを見渡して


「自己紹介も終わったようですね。今回の依頼の対象はオークです。集落が発見された時は20匹程度でしたが、増えている可能性があります。ちなみに上位種は倒すとボーナスがでます」


と言った

ボーナスが出るのか。

まあ今は金に困っていないので、積極的に

やるかどうかはわからない。


そしてラグネスが

「さて、顔合わせも済んだことだし依頼の確認をしよう。今回オークの集落が発見されたのは、王都から1日ほどの距離にある村からさらに3刻ほどの距離にある森の中だ。今から移動して一晩野宿、村に着いたら少し休憩した後移動を再開。明日の夜に奇襲を仕掛ける。夜の見張りは3人ずつ分かれて交代しながらやろう。誰と組むかはクジで決める。移動開始は15の鐘が鳴ると同時、といった感じでいいかい?」


と皆に問いかけた。

特に反対意見も無いようだ。


俺たちは時間までにギルドに書類を出さないとな。

いきなりカードの失効なんてシャレにならない。


「アリアさん、失効期限延長のための書類を貰える?」

「今回の依頼はギルドの方からお願いしているものなので、私の方で書類は揃えてあります。書かなくてもいいですよ」


それはありがたい。


「ありがとう、助かるよ」

「いえいえ仕事ですので」


それなら15時までは俺たちも待機か。


しかしいきなりD−の依頼を俺たちのような新人が受けて絡んで来られるかと思ったんだが、特に無かったな。

その事についてラグネスに聞くと


「別に冒険者登録したってそれ以前に鍛えたり、手に入れた力や装備がなくなって弱くなるわけじゃ無いだろう?」


それはそうだ。

こういう考えを持てる人たちで良かった。

どっかのスキンヘッドに爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

まあ既に冒険者では無くなっているそうだが。


そうして話したり、お互いで情報交換しているうちに時間となった。


さあいよいよ依頼開始だ。



忙しいので更新がまた遅れるかもしれません。


1日24時間から30時間くらいにならないですかねぇ・・・

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