表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/25

第8話 初戦闘?

日間ランキング80位になりました!!

皆様のおかげです、ありがとうございます!

スキンヘッドと取り巻きが現れた

予想してたとはいえ、非常にめんどくさい


「にーちゃんさ、金もってるんだろ?さっき受付でポンと金貨出してるの見てたんだよね。俺たち今すげー金に困っててさ。困ってる先輩にお金くれないかな?」


あの場で金貨を出してるのを見られたのか

国の宝物庫から貰ってきたから金貨ばっかりで、両替の意味も兼ねて金貨を渡したのが悪かったのか


「後、そこのねーちゃんには俺たちがいろいろと教えてやっからよ。とりあえず明日の朝までには返してやるから、にーちゃんは金おいてさっさと帰んな」

「おい」

「あ?」

「あんたたち先輩なんだろ?後輩相手に数で取り囲んで金をせびるって情けなくならないのか?それって周りに俺たちに数の力でしか勝てませんって言ってるみたいなもんだろ」

「てめえ・・・」

「ほら、俺たち武器も持ってないんだぞ。それとも先輩たちは素手の新米冒険者相手に武器を持った状態で勝てないのか?」


俺の言葉に野次馬たちが笑いを堪えている

こういう輩は本当に群れないとなにもできないからな


「言わせておけば・・・おいこの生意気な新米を痛めつけてやれ!女には怪我させんなよ?」


リーダーらしきスキンヘッドの男が取り巻きどもに命令して各々武器をとった

スキンヘッドの男はバトルアックス、2人は魔術の準備を始めている

残りの2人は剣をもって襲い掛かってきた


まったくこの程度の挑発でキレるなっての

俺は優花を少し下がらせて、男たちの遅すぎる剣を見つめた

あの兵士よりも遅い

欠伸が出そうだ


「死ね!」

「くたばれ!」


ためらいもなく振り下ろしてくる

こいつら、他に人間を切ったことがあるな・・・

というより痛みつけるだけじゃないの?思いっきり死ねって言ってるし


ため息をこぼしながら、両手で2人の剣を止めた


「「な・・・!?」」

「攻撃を止められたくらいで、いちいち固まるなっての」


剣を握力でへし折り、男2人の胸ぐらをつかんでもちあげた。


「うわ、なんだこいつ!?」

「おい、放せよ!」


そのまま2人を野球のボールの様に、詠唱している魔術師2人に向かって軽く投げつけた


「「「「ぐへっ!」」」」


魔術師2人に当たっても勢いはとまらない

そのまま飛んで行き、建物の壁に当たって4人は気絶した


よし、4人制圧完了

スキンヘッドの男もバトルアックスを構えた状態で、野次馬たちも優花以外みんな口を開けて固まっている


あれっ、なんかすごい既視感


「ほら、残るはあんただけだぞ?来ないのか?」

「くそがぁぁぁァ!!なんなんだよてめえは!?」


その言葉にフリーズしていた男がバトルアックスを振りかぶって向かってきた

バトルアックスが赤い光を纏って頭めがけて振り下ろされた

並の鉄製の防具くらいなら切り裂いて攻撃できそうなくらいの凶暴な攻撃である

一般人ならば抵抗することも無く斬り裂けそうなその攻撃を、俺は拳で粉砕した


「あり得ねえ!?斧術 Cの俺の攻撃がなんで素手で防がれるんだよ!?」

「お前が弱いからだろ」


そう答えるとまたわめき始めたので、バトルアックスをへし折り、頭から地面に埋めておいた


足がぴくぴくと痙攣していて気持ち悪い

とりあえずそこに『反省していますので、放っておいてください』と一筆添えて貼っておいた


よし、これで静かになったな


周りの取り巻きどもも一箇所にまとめておいた

これでギルドの職員が回収してくれるだろう


「さて気を取り直して武器屋に行くか」

「うん!」


そういって優花は俺の腕に腕をからませてきた


「歩きにくい、離れろ」

「えー、いいじゃんこれくらい、ほら行こう!」

「あー、分かったから引っ張るな!」


そうして武器屋への道を進み始めた。


余談だが野次馬たちが我に返ったのはそこから5分後のことである


短めですが初戦闘回です

思っていた以上に瞬殺になってしまいました((

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ