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世界樹転生物語  作者: 海陸 兎鮫
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プロローグ 無職になって異世界へ2

 

「ここは何処だ.…?」

 変な広告の連絡先に連絡したのは覚えている。

 自分がいるのは屋根の上というか中世の街のようなの家の上。そして落ちた。かなり痛い。

 落ちた自分に周りの人達の目線が自分に刺さる。

 自分の格好はジーンズに上がシャツに簡単な創りのジャンバーだった、会社を辞めさせられたあと着替えて気分転換後に帰ってきたの格好だが周りの人とはまるで違う。


 ケツから落ちて悶絶している自分に獣耳(猫耳だろうか?)が頭から生えている人がこちらにやって来た。

「だ、大丈夫!生きてる!?」

 などと慌てていた。

 普通なら猫耳なんで見たら驚く筈なのに痛すぎてすぎて声すらでない…

「んー、動いてるから大丈夫かな…?」

 など言っているが大丈夫ではない。

 いくら昔は道場で習い受身は取れるとしても今のはいきなり過ぎた。


 電話をかけたら気を失ってここで目覚めて周りは中世のヨーロッパを思わせる町並み。

 周りには自分を心配して話しかけてくれた猫耳を持った少女(かわいい)とその隣に同じ様な少女(これは犬耳かな?同じくらいかわいい)がいて。

 遠くには剣を担いで歩いている男や果物などを売っている出店のようなものがあった。


「ねぇ、シーニャ?面倒だからほっとこーよ…」

「で、でもこの人痛そうなんだもん。」

 などと猫耳の少女(シーニャという名前らしい)と犬耳の少女が話している。


 状況を整理してみたがわけがわからない、この少女2人に相談するのが早いだろう…

 そういえば、この1分程度で痛みが完全に引いたのだが不思議だ。


「えーっと、心配してくれてありがとう。怪我はないみたいだから大丈夫だと思う。」


「よかったぁ…屋根からイキナリ人が落ちてきたから心配したよ。」

 見知らぬ俺を心配してくれて少し嬉しかった。

「じゃ、シーニャ、この人は大丈夫そうだしさっさと帰ろうよー、疲れたんだからぁー」

 シーニャの後ろにいる犬耳の少女が面倒そうな顔で言っている。

「お姉ちゃんは我慢して!」

  姉妹なのだろうが、妹が姉のようだ。


「心配してくれてありがとう。助かったよ。」

 犬耳少女は仕方なくな感じだがシーニャは親切に助けてくれたのでとても嬉しいものだ。

 あまり実感はないけれど不思議なとこに来てしまったのだろう、いまの現状だけでも把握したい。


「すまないけどここは何処だ?」

 言葉も通じてるし、いまの現状を知ることと、世界のことを知ることが1番だろうと考え、この子達に聞いてみよう。


「えーっと…スバという町だけど?」

 シーニャが不思議そうに答えてくれた。

 まぁ、自分のいる場所を理解してないのは不思議だろう。


 他にも色々聞きたいので頼んでみたがすぐ頼まれてくれた。犬耳少女の方はイヤイヤだったが…。

 シーニャの案内で場所を移動する。


 シーニャの案内で連れて来てくれた場所はゲームなんかで見るような酒場だった。

 客は少なく2〜3個のグループぐらいで飲んでいた。全員武器の様なものを持っていた。そういえば2人も武器を持っていた。

「いらっしゃい!!おっ!シーニャ、ポーチャ、男連れて来るなんて珍しいな!」

「煩い…仕方なくなのよ…」

「あははは!ポーチャは相変わらず元気がないなぁ!」


 筋肉マッチの店員が2人に絡んでいた。

 犬耳少女(こっちはポーチャというのか)は強気に言い返しているなかシーニャは頭を下げている。


 店の端の方の席に着いた。

 すでに自己紹介は来る前に歩きながら済ませていた。

 猫耳の少女がシーニャ・アルベルトという名前で獣人族という種族の子で16歳だという。

 犬耳の少女はポーチャ・アルベルトという名前でシーニャより2歳年上のお姉さんだそうだ。

 自分の説明は名前だけで後で話すと伝えておいた。


 まずは自分の説明を始める前に感謝しとこう。

「シーニャちゃんとポーチャちゃん、助けてくれてありがとうな。あのままだったら色々大変だった。」

 どちらにしろ大変なのだがあのままなにがなにやらわからないままの方が大変だっただろう。


「な、なにもしてないですよ!?ただ倒れてたから心配で……」

 慌ててシーニャは否定して。

「そうよ。感謝しなさいよー」

 ポーチャはなにもしてないのに偉そうだ。どちらかと言うと助けるのに反対してた側だろう。さらにテーブルに倒れている。


「いや、ありがとう。とりあえず自分の説明をしたいのだけれど遠くから来たとしか言えない、というより説明できない事情がある、申し訳ない…そして少しここのことを聞きたいんだ…」

 説明してもわからないだろう。だがここのことを聴くには1番簡単な方法だろうし異世界から来たなんて言ってもどうにもならないと思っている。

「うん、構わないよ。」

「早くしてよね〜」


 そしてシーニャに色々説明してもらえた。

 この世界は大きく4つの大陸があり、そこに1個づつ大国が点在しているらしい。名前は西に軍事国家のアメリ帝国と南に小国が集うストレ連盟大国、東に工業国家レイント帝国と北に魔法国家チーラス帝国があるらしい。


 ここの場所は工業国家レイント帝国がある大陸でスバ町と言われる小さなの町だそうだ。

 それと職業なども教えてもらった。もともと無職だがお金もない状況では働かなければならない。

 職業には簡単に分けて行くと土地をもち、管理し税を得る領主(職業と言うべきなのかわからないが)や町や国を守る騎士、商売をしてお金を稼ぐ商人、冒険をして宝や鉱石などを売ったりする冒険者、など様々な職業があるらしい。まさにRPG!


 この2人の職業は冒険者らしい、今回はこの町に長期滞在して休養をとって居たところらしい。

 そしてこの世界にはレベルやスキルなどといったものがあり、そのままゲームの世界といっても過言ではない。

 スキルは魔法ともいい、とても気になるところだ。こんな世界に来たんだ覚えているだろう。


 自分のレベルやスキルを確認するのは大きな街のギルドぐらいでしかできないとのことらしい。

 言葉も分かるし、文字もカタカナと言う。ありがたい。


 そして助かることにここにいる間は面倒を見てくれるらしい。

 なぜそのようなことになったかはこのような流れで成り立った、簡単な説明を聞いた後に自分の荷物を確認することに、カバンには動かない携帯と装飾されたネックレス2つ(仕事が決まり羽振り良く両親へのプレゼントに買って入れたままだった)とその他に色々入っていたが後々確かめよう。対したものは入れてなかった。

 そして、たまたまポケットに入っていた飴玉2つだった。


 そして親に渡せないだろうし持ってても意味ないネックレス2つを、俺を気にかけて色々教えてもらったお礼に渡そうと思う。

「お礼としてお金を渡すなどしたいけど、これぐらいしか渡せなくて…」

 カバンからネックレスの入った箱を取り出す。

「そ、そんな。大丈夫ですよ!」

「いーから、もらっといてくれ」

「はーい、ありがとねー」

 ポーチャは遠慮なく箱を二つ持っていく。なんかすっきりしない…

 箱を開けたポーチャが口を開け、目を見開いている。

「どうしたのポーチャ?なにがはいってたの?」


 サーニャも気になり身を乗り出してポーチャの持つ箱の中を見て固まった。

「大丈夫か?…」

 なにかマズイものでも渡してしまったのだろうか…?

「ヤザキさん…これは流石にもらえないのですが……」

 少しカチカチになりながら片言になっている。

「え?やっぱりまずかったかな?」

「あんたはバカなの…こんな綺麗な細工の美術品を見たことないわよ、もし買うとしたらが貴族でも持ってるかわからないところよ…」

 常に呆れ顔だったポーチャがいままでより増して呆れ顔になっていた。

「そんな価値があるのか?だがこれ以外価値があるものがないのだが…」

「貴方、実は何処かの王族なの?でもこんなバカなわけないか…」

「お姉ちゃん!失礼だよ!……あ、でもこんな凄いもの受け取れませんからお礼になんて気にしないでください」

 サーニャに突き返されてしまった。ポーチャも物押しそうに返してくれた。


 そうなるとどうやってお礼をするか困ってしまう。

「これを売ることはできるか?で買えるかどうかなら王族に売れるかもしれないんだろ。」

 名残惜しいものでもないため売り捌いておきたい。もしかしたらその後の生活も楽になりお礼もできるか。

「やめた方がいいよ…」

「そうか…なら無理にでももらって欲しい。価値はあるかもしれないがその間に色々教えてもらいたいんだ。何も知らないからさ。」

「ヤザキさんがいいなら…でも返して欲しいならいつでもいってくださいね?」

「あぁ、大丈夫だ。少しの間頼む。」

「そうね…泊まるとこあるの?あ、お金もないんだったね…なら無いか。仕方ないから私達の宿に来なさい。数は変わっても部屋が3人部屋だし値段も変わらない。ま、ご飯代はかかるけど気にしなくていいから、価値としてはそっちの方が高いんだし…」

「え、でも流石に…」

「こっちのセリフですよ!これほどのものをもらったらそれぐらい、いえ!それ以上返さないと悪いですから!」

 サーニャが身を乗り出して訴えてる。

 やはりこの世界では凄いものなのだろうか…だが住むところもお金もないのでいい案だ。

「申し訳ないけどお世話になっていいかな?」

「うん、いいよー」「うん!」

 2人から了承を得た。


 そういえば、女の子2人のところに年上の男がきて大丈夫なのだろうか…?

 襲われても倒せる自信があるのか、大丈夫なのかと言ったらふたりとも大丈夫だと言ってくれた。

 恩人だし襲うつもりはないのでその心遣いに感謝しお願いすることにした。


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