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やりすぎだよ。

【通告】


山本 玲央

桜井 真太郎

木曽 一翔


上記3名を放校処分とす。








「うわぁ…」

「マジ?」

「氷室こわ…」

「しゃーないけどさぁ………これはまた、ねぇ?」

「この3人初等部からっしょ?」

「きっつ………」

「これあいつに送るか。連絡先持ってるやついる?」

「ルームメイトのなら。」

「一応送っとこうぜ。」






朝の寮部屋。

チュンチュンと雀の鳴く爽やかな朝。

えげつない寝癖をしたルームメイトにおはよう、と告げ、顔を洗う。


「おはよう氷柱。ね、これ昨日のお前のやつじゃね?」


「え、どれ?」


「これ」


ルームメイトがスマホで見せてきた画像。

顔の水気を拭きながら見たそれは、一瞬で眠気を醒ましてくれた。


「は???」


「お前今すごい厳しい処分下したやつになってんぞ。」


「ッスゥッ………ちょっと今日学校休むわ。」


「はぁ???」










その日、氷室氷柱はマジで学校を休んだ。

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