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ハードモードな異世界を征け!  作者: ヒットエンドラGOン
第6章 タオカオ闘技大会
135/139

135 タオカオ闘技大会に向けて

「三神剣の一振りが大会の賞品に? うーん……初耳だねぇ」


 カロライナからそんな噂話を聞いた俺は彼女と別れた後、自称“神器博士”である、おじさんの家を訪問した。


 だが、どうやらその情報はおじさんにとっても寝耳に水であったらしい。



「フィオーネは何か知っているかい?」


 おじさんは丁度隣にいた薄青髪の美人エルフ、フィオーネに尋ねた。


 話を振られたフィオーネは静かに首を横に振る。


「いえ、私も存じ上げません。少なくとも”観測機構(テレウス)”の方からは何も……」

「テレウス?」


 聞きなれない単語を耳にした俺は思わず尋ねた。


 俺の疑問におじさんが答えてくれる。


「ああ……”観測機構(テレウス)”はフィオーネが所属している組織の名だよ。一応は“秘密の諜報組織”という触れ込みだから、内緒にしてくれると嬉しいかな」


 その割に、おじさんはあっさりと俺に情報提供してくれた。


 しかし、この場には……


「あ、あのぉ、主様。ここには、この男の他にシノビも潜んでいるので、そういった発言は控えて頂きたいのですが……」


 フィオーネが大変気まずそうにしながらも、主君であるおじさんを軽く責めた。



 そう、俺の背後には連絡役のシノビが一人潜んでいたのだ。


「ええ!? そ、そうだったの……いやぁ、ごめん、ごめん」


 やはり……おじさんは神器の知識こそ本物だと思うが、戦闘面ではさっぱりの様子だ。周囲の気配を全く読めていないし普段の動き方からも素人っぽい。


 実際、シノビもそこまで息を潜めていた訳では無く、ただ目立たないよう後方に控えていただけなのだ。


 流石に人の家に気配を殺して入るのはマナー違反どころか不審者扱いだろう。フィオーネも瞬時にシノビの存在に気付けるレベルだったので、入室した際も特にこちらに対して咎めなかったくらいだ。


 良い機会なので俺はシノビに聞いてみた。


「なあ、“観測機構(テレウス)”って知ってる?」

「ある程度は存じ上げております。エルフが主体の諜報組織で、主に大陸中央部で活動している組織だったかと……」

「ふぅん。まぁ、中央にはエルフの森があるからね」


 俺がそう呟くと、フィオーネが珍しくこちらに話しかけてきた。


「言っておくが、我々は里の連中とは関係ないぞ」

「え? 里? エルフの森の中の里のこと? アンタらとは別勢力ってことか?」

「我々“観測機構(テレウス)”は主様の崇高な目的の為に活動をしている。森の中で引き籠っている連中とは一緒にしてほしくない」


 どうやらエルフにも様々な勢力や立場があるようだ。


 考えてみればそれもそうか。俺たち人族だって一つの国にも色々な派閥があるわけだしね。


 しかし、また新たな情報の追加で俺は更に興味が湧いた。


「その、おじさんの崇高な目的って?」

「…………」


 無視である。


(ここまで話してお預け!?)


「おじさーん!!」


 俺は抗議の念も籠めておじさんに話しかけた。


「んー……ごめんね。それはまだ話せないかなぁ」

「んだよ、もーっ!!」


 でも、この二人からはあまり悪い気は感じないのだ。こちらを騙そうという気は無いのだろう。


 少なくとも俺の“悪徳センサー”には一切反応しない。


(違法奴隷商人や悪徳貴族ならビビッ! と分かるんだけどねぇ)


 別種の悪党となるとセンサー感度はさっぱりだ。相手が強面の盗賊とかだったら分かり易いんだけれど……


「まぁ、私の目的は置いておいて……その大会? の景品が三神剣というのは、流石に話を盛っただけのデマじゃあないかなぁ? だって伝説の三神剣だよ? そんな剣、たかが大会の景品にポンと出す?」


 そう言われると、そうなんだけど……


 俺は左腰の鞘に納めている剣の柄を軽く触った。


「この“魂魄剣”も“たかが山賊如き”が持っていたんだけれど?」

「……あのドルニャンを“たかが山賊如き”と言えるのは、恐らく君くらいだよねぇ」


 おじさんは妙なところで感心していた。


「あの剣に関してはドルニャンの手に渡る前の出所を事前に掴んでいたのさ。それも彼女たち“観測機構(テレウス)“の働きに寄るものだね」

「ふっ」


 おじさんの説明に“観測機構(テレウス)”の一員であるフィオーネは誇らしそうに胸を張ってドヤ顔をしていた。


 普段はクールな美人エルフさんだが、おじさんが絡むと少しだけポンコツ風味でちょっとだけ可愛い。ブラコンのイブキと同じ系譜を感じる。


「そっか。神剣じゃあないのなら、別にそこまで欲しくもないかなぁ」


 それなら、わざわざ大会に出る必要もないか?


「もしかして、もう片方も神剣にするつもりだったのかい? それは贅沢ってものだろう?」

「うーん……しかし、強度がなぁ……」


 前の愛剣を一度壊されたので、どうせなら高位な神器の剣を二本揃えたかったのだ。


「伝説の神剣レベルでなくても、普通の神器の剣レベルでも十分な強度はあると思うよ? その大会の景品も、もしかしたら神器の剣という情報だけは本当なのかもしれないね」

「なるほど? なら、優勝賞品目当てで参加するのもアリかな?」


 まだそこまで気は乗らないのだが、おじさんの意見を聞いた俺は大会に参加するかどうかを検討し始めた。








 それから数週間後――――



「タオカオ闘技大会、絶対に優勝するぞおお!!」


 俺はやる気に満ちていた。



 俺がここまで心変わりしたのは、そう……色々と複雑な事情があったのだ。






 あれは、先日……俺はステアとデートをしたのだが……



「……ですのぉ」

「…………」


 前世の記憶がほとんどない俺なので、とりあえず前の人生は除外するとして、俺は生まれてこの方、女の子とまともにデートをした記憶が全く無い。


 ステアやソーカ、ネスケラたちと街や海に出かけた事はあったが、あれはデートというより……そう、遊びだ!



 どうにも結婚の話題が出て以降、俺もステアも互いを意識してしまってか、碌に会話が続かないのだ。


 うーん、とても気まずい雰囲気だ。



 やがてステアの公務の時間となり、本日のデート? はお開きとなった。




 その日の夜、俺はエータやクー、その他女性陣から駄目出しをくらってしまった。



「ケリー……あれはいかんぞ」

「ケリーのへたれー」


「うぅ……っ!」


 エータに何も言い返せない。だが、せめて俺の何がいけなかったのか、もっと的確なアドバイスをプリーズ!


 あと、クー! お前のは意見ではなく、ただの悪口だからな!!



「師匠……戦いに才能を全振りしてしまって……プライベートでは駄目駄目なんですね。可哀想に……」

「ふっ! 情けない男だ。食事に誘って相手の服や化粧を誉め、気の利いたプレゼントでも用意してやればいいだけのものを……」


 ソーカ!! お前にだけはそんな台詞を言われたくねえ!!


 あと、イブキ! クソ生意気だが具体的なアドバイスありがとうございます!!



「全く、しょうがないねケリーは。ここは前世でも人生経験豊富な私がアドバイザーになってあげるよ!」

「ほむ! 何人ものドワーフヒロインを攻略した儂に任せろ!」


 ネスケラぁ! お前、前世は研究ばっかりで男っ気が全くないって話してなかったか?


 あと、ホムラン! お前のそれはギャルゲーの知識だろうが! ドワーフ専はお呼びじゃねえんだよぉ!!



 そんなカオスな反省会が行われたのだが……


 心底困っている俺に一筋の光明を見せてくれたのは…………



 …………意外にも、ホムランであった。



「ほむ! この子の攻略が激ムズでな! 何故か武道大会に優勝しないと告白イベントすら発生せんし……」

「だ・か・ら! それはゲームの話だろ!? 俺は現実の話をだな…………ん? 武道大会……?」


 武道大会……現実にあるじゃない。


(これは……使えるか?)


 女性の口説き方を全く知らない俺だが、例えば大会で優勝でもして、その場のノリと勢い任せにステアへと告白をする……


(……うん。悪くないかもしれない!)


 聞けば、優勝者には景品授与の際に、来賓である王族からのお褒めの言葉を頂戴する機会があり、その後に勝利インタビューなる催しが予定されているらしいのだ。


 王族のお言葉とかは正直どうでもいいが、その勝利インタビューとやらで見学席にいるステアに向かって一世一代の告白をする……


(……うん! いいじゃない!!)


「これしかない!!」






 な? 複雑な事情だっただろう?


 そんな訳で、今の俺は大会優勝に向けて燃えていた。


「さぁ……どんな相手でも倒してやる! かかってこい!!」


 所詮は闘技大会。別に命の取り合いをする訳でもないのだ。そこまでの強敵はいないだろう。


 実際、ルール有りの試合でしかない戦いには興味が薄いのか、エドガーや、あのバトル狂シェラミーでさえも参加を辞退していた。


「んー、あんまり興味ないなぁ」

「パス。大会とか堅苦しいのは苦手だね」


 そんな感じだ。ライバルが減って良かった。


 だが、他にも俺の身近にはソーカという難敵が潜んでいる。


「師匠! 手加減は抜きでお願いしますよ!」

「ああ! 絶対に手を抜かないから安心してくれ!」


(お前相手に誰が手を抜くものかよ!)


 しかし、この闘技大会……嬉しい事に神術の類は一切禁止なのだ!


 これにより、ソーカは風の神術が扱えず、何時も以上の機動力は発揮できないだろう。参加を表明していたカロライナも彼女が得意とする炎の神術が封じられる状態なのだ。


(これは……俺に風が吹いているぞ!!)


 神術無しなら正直、負ける気がしない。


 神術抜きで俺に勝てる存在なんて、そうそういないだろう。過去に二人……いや、三人か? 苦戦を強いられた奴はいたが……


(一人は故人だし、後の二人はこんな大会に出る連中とも思えない。やったぜ!)


 俺はお亡くなりに白髭のお爺ちゃんと中伝さんと熊さんを思い起こした。



「こういった大会に出場するのは初めてですが……」

「兄上! 頑張ってください!!」


 アマノ兄妹からは兄のセイシュウだけが大会に出るようだ。


 強敵には違いないが、セイシュウよりまだ俺の方が強い……筈。油断しなければ大丈夫だろう。



 あとはステアを大会に誘えば条件クリアだが……




「え? タオカオの闘技大会に来て欲しい……ですの?」

「ああ。俺やソーカ、セイシュウも参加するから、是非見に来てくれ!」


 俺がステアに話を持ち掛けると、彼女は少し困った表情を浮かべた。


「んー、公務の予定を調整すれば日程の都合の方は問題無いと思いますの。ですが……」


 ステアはチラリと近衛隊長であるエータに視線を向けた。


「外国の武術大会ですか……。タオカオ闘技大会と言えば、各国の国賓クラスも招かれられる大規模な大会だった筈……」


 どうやら問題はその点にあるらしい。


 というのも、我が国の女王アリステア様はその大会に招待されていなかったからだ。普通は相手国から招待状が届いた時だけ赴くものらしい。


「大会の観戦がしたいって言えば、向こうもチケットくれるんじゃないの?」

「そんな簡単にはいかないだろう……。タオカオが何処にあるのか知らないのか? カウダン商業国の首都だぞ?」

「カウダン……最近聞いた気がするが……」


 俺が首を傾げているとエータが気まずそうに教えてくれた。


「……カウンダはシュナ国の東に隣接する国で……南シドー王国の支援国家の一つでもある」

「……あ」

「ですの……」


 俺とステアは二人揃って表情を曇らせた。


(そっかぁ……。弟君の国の支援国家だったかぁ……)


 そんな訳アリな国の大会にステアが強権を振りかざして観戦したいと言えば、相手国に対して借りができてしまう。それは政治的観点からもあまりよろしくはない。


 何より心情的にも、弟君絡みのいざこざにステアをこれ以上巻き込ませたくない。


「……そっか。悪いな、無理言って。この話は忘れてくれ。どうせ俺の圧勝で終わる大会だからな。ステアはケルベロス城から応援してくれればそれだけで十分さ」

「あぅ……」


 俺は努めて明るく振る舞ったが、逆にステアは申し訳なさそうに顔を俯かせた。


「う~……ですの!! わたくし、タオカオの大会へ観戦しに行くですの!!」

「「「えっ!?」」」


 ステアの発言に周囲にいた者たちは驚きの声を上げ、慌て始めた。


「す、ステア様……それは考え直した方が……」

「絶対に行くですの! そうだ! この指輪で変装して、お忍びで参加しますの! それなら平気ですの!!」


 ステアには俺がプレゼントした神器【盛衰(せいすい)虚像(きょぞう)】がある。この指輪は装着者の年齢を見た目だけ自由自在に変化させられるのだ。


 幼子にでも変装すればアリステア女王が来たとは周囲に悟られず、カウダン商業国に借りをつくることもない。しかも、女王護衛の安全性も上がるので一石二鳥の策だ。



 さっそくステアはその事をヴァイセルに相談した。ヴァイセルは一瞬だけ表情を顰めるも、女王が望まれるのならばと最終的には背中を押してくれた。


 ただし、この件はトップシークレット案件となった。


 カウダンへの行幸中は必ず【盛衰(せいすい)虚像(きょぞう)】を使って変装をする事。護衛にエータやイブキを変装させて付ける事。シノビ衆も同行する事。俺たち大会参加者も偽名で登録してパラデイン王国関係者だと悟らせない事。


 以上をヴァイセルが提案してきた。


 偽名を使うという事は大々的に闘技二刀流剣術を広められなくなったが……まぁ、仕方あるまい。俺は名声に関してはそこまで執着していないし、今回一番の目標は優勝して愛の告白をする事である。それ以外はどうでもいいので偽名でも全く問題なし。



 こうしてタオカオ闘技大会への準備が着々と進められた。


 シノビ衆たちも本気なようで、ステアのお忍び観光はしっかり情報統制されていた。偽情報などもばら撒き、開催当日は城にステアの影武者まで用意するという徹底ぶりである。



 大会まで、あと数週間…………








 ――――カウダン商業国、首都タオカオ某所



「……首尾はどうだ?」


 私が尋ねると部下は自信満々に頷いた。


「はっ! 抜かりありません! 例の仕掛け(・・・)も会場内に設置し、後は決行日を迎えるのみです」

「そうか……」


 私はこの大陸の裏で暗躍する組織、“影”の諜報部“草影”に所属する幹部の一人だ。



 秘密結社“影”には全部で四つの部門がある。



 実力者揃いの暗殺者集団“暗影(あんえい)


 各地の賊に扮して世を乱す攪乱部隊“影狼(かげろう)


 裏社会の情報操作を得意とする諜報部隊“草影(くさかげ)


 裏社会のマフィアを統括する闇組織“影者(えいじゃ)



 我々“影”には崇高なる目的がある。しかし、その詳細を知る者は一部の幹部だけに限定されていた。


 だが、それに不満を持つ者は少ない。何故ならば我らが“影”に所属している者にはとある共通点があったからだ。



“今ある社会、平和をとにかくぶち壊したい”



 そういった激しい負の感情を持つ者たちをスカウトし、組織として利用しているのが“影”という組織なのだ。破滅願望の集団と言い換えてもよい。


 そんな組織が故に、当然ながらアウトローな者が全体の多くを占め、問題行動を起こす者が非常に多い。そういった者たちの大半が、表舞台に出る場面の多い“影狼”か“影者”に配属されている。


 そして、“影”の中でも比較的冷静な行動ができ、かつエリートが配属されるのが、“暗影”と“草影”であった。



 その“暗影”と“草影”だが、最近なにかと失敗続きであった。


 失敗の原因となっているのはパラデイン王国で、もっと詳細に述べると“双鬼”ケルニクス……こいつが最大の要因だ。


 こいつ一人の為に各地の計画が遅れ、頓挫し、多大な影響が出始めている。


 古くから我らの邪魔をする“聖教国”や“観測機構(テレウス)”なども目障りだが、最近ではパラデイン王国勢力が最大の障害物となっている。


 その件に関して“影”の上層部は……“双鬼”一味をスルーする事に決めたそうだ。


 なんとも弱腰な対応だが、確かに奴らと関わると碌な目に遭わないのも事実だ。


 連中の一味である“アマノ家派シノビ衆“も徐々に東から勢力を増してきている。”聖教国”や” 観測機構(テレウス)“に次いで厄介な存在ではあるが……別に連中を無理して滅ぼす必要は無い、というのが上層部の判断である。ならば従う他あるまい。




「今回の大会、パラデインの連中は参加していないのだな?」

「はい! 何度も調査しましたが、その傾向は全く見られません。大会当日は女王も王都周辺の視察が予定されているらしく、観戦には来ないでしょう」

「それはそうだろうな。カウダンからの招待状を出さないよう手を回している」


 招待されてもいないのにわざわざ王族が見に来るなど……そんな厚かましい真似は流石にせんだろう。


「それより“双鬼”一味の動向はしっかり注視しておけよ? あの“業火(インフェルノ)”の参加を辞退に持って行かせるのにも大分苦労させられたのだ。これ以上の面倒事は正直御免だ」

「はい! 心得ております! それと、今回のターゲットである者の9割以上は予定通り参加するようです」

「結構。分かっていると思うが……今回は神術士が肝だ。闘気使いは兎も角、敵対する可能性のある神術士は極力排除しろ!」

「はっ! ですが……ならばここで“双鬼”を討てば宜しいのでは?」


 部下からの問いに私は顔を顰めた。


「……私も貴様と同意見だが、上からはその提案を却下された。どうにも奴が絡むと碌な事が起こらない。故に計画から遠ざけろ……だとさ」

「それは……なんとも曖昧で妄想めいた考え方ですな。どうやら上層部には信心深い者が多いと見える」

「……それだけ我ら“草影”の発言力が低下しているのだ。これ以上の失敗は許されんぞ?」

「ははっ! 肝に銘じておきます!」


 部下は自信満々に応じたが……一応、私の方でも確認しておくか。



 しかし、いくら調べても“双鬼”やパラデイン勢力が大会に参加するという情報は出てこなかった。



 大会当日、までは……

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