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ドレトルとリッカは宿の食堂で食事をしていた。

リッカは美味しい美味しい言いながらガツガツ食べている。


「こんなに美味しい食事の出る宿があるなんて知らなかったよ。」

「あー。何時もは出ないと思うぞ。」

「そうなの?残念だなぁ。

 あー、でも、この宿静かだもんね。なんでだろ?」

「俺たちで貸し切ってるからな。

 静かなのは当然だ。」

「えっ。」

「俺らが泊まると・・別に山賊が接収している訳じゃねーのに・・

 客は逃げるは、店主やコックは泣き出すは、で、めんどくせぇし店主に悪いしでな。

 そんな訳で一棟まるまる借り上げてるんだよ。・・・代金は払ってるからな?

 確か、一部屋あたり一泊1,000ガルドだったかな。15部屋あるから15,000ガルドだな。」

「え?1,000ガルド?安い!」

「あー。通常だと2,000ガルドくらいするんじゃねーの?しらんけど。」

「えー。なんかずるい。」

「空き部屋にも金だしてるんだ。ずるくはねーだろずるくは。

 ま、でも、商品である奴隷を寝かしたり他の品物隠したりするには便利だわな」

「ふーん。商品ってことはどっかに売りにいくの?」

「ああ、次はエルフの森あたりかな。」

「エルフの森!ねえねえ。冒険者雇わない?」


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