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5

ぼくの名前は、リッカ・クリスタ 14歳

小さいながらも立派な冒険者だ。


今日も急場しのぎで結成したパーティでクエストをこなし

親友のユリアがウェイトレスをしている酒場に食事をしに向かっていた。


酒場に入ってみると、団体客が酒盛りをしていんだ。

なんかガラの悪るそうな人たちが大盛り上がりしている。


でも、ああいう悪そうな人たちって中央で騒ぐのが相場じゃないの?

なんか、迷惑にならないように端っこの方で酒盛りしているんだけど。


「ん?おおリッカか。これから飯か?」

「うん。そのつもりだよ。あれ?ユリアは?」


常連のおぢさんが声をかけてくれたのでユリアの居場所をきいてみた。

すると、あの団体客の方をみて。


「あそこさ、可哀想に。あの団体客に捕まっちまっている。」


ユリアは、とってもスタイルが良くて可愛い。

なのでユリア目的で通う男たちも結構いるんだ。

一度、羨ましいと言ってみたら

ユリアは、『リッカの方が可愛いよ。

 将来凄い美人さんになるから安心しなさい。

 それに胸だって、きっと大きくなるから。」

と言ってくれた。

15歳のとあるタイミングから女性らしい体つきになってったらしいから、

ぼくもこれからなんだろう。と期待している。


「ひぃぃ。」

そんなユリアから怯えの混じった悲鳴が聞こえた。

近くには、ニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべたデブが

ナイフを持ってユリアを襲おうとしていた。


「待ちな!」

ぼくは咄嗟にショートソードの柄を握り二人の間に入り込んだ。


「ああ。リッカ。」

小さな声で呟き、安心した顔をユリアはしてくれたので

大丈夫だよって意味で頷いた。

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