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番外編 戸村の第二ボタン

戸村目線になります。

 安田ちゃんには、俺の第二ボタンには先約があると断ったけど、…ない。ないのだ。


山口さんに渡そうかと思ったら、


「私たち、そういうんじゃないよね。」


と明るく返された。大体が、タケちゃんの純愛を見守りすぎて、自分の事はすっかり忘れていた。からかってヨシコとかに渡したら呪いの材料にされそうだ。タケちゃんに渡したら戸惑いながら受け取って


「せっかくだから俺のと交換するか?」


とか言って第五ボタンあたりと交換してくれそうだ。これはこれでなんだか気味悪いし、タケちゃんが第二ボタンを渡したい相手の蔵森ちゃんが理解ある顔で頷きそうで想像しただけで人生の汚点だ。


俺の3年間を捧げたい相手…。自宅の本棚にはラノベがぎっしり詰まっている。特にお気に入りの一冊を出してみる。と、最終ページにファンレターの宛先が!これだ!


俺は嬉々としてファンレターをしたため、第二ボタンを入れて郵便局へ出しに行った。


○○○○○先生



俺の青春を支えて下さってありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


○の部分にはお好きな名前を。作者はとりあえず脳内になろう書籍作家さんで五文字の方を入れてます。ツ○ッターで楽しい!で有名な。検索したら本にちゃんとファンレターの宛先を載せていることを公開して下さっていまして助かりました。この場を借りて御礼申し上げます。

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