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赤い枝木  作者: 大鳥 柊真
1/2

最初ノ言葉

「またか…」


「...」




「暖かいな」


目が覚めた。


体が暖かかった。


手や衣服は真っ赤だった。


なんでこうなったか分からない、記憶がない、分からない。


目の前には母と妹が死んでいた。


「どうしてだ。」


また記憶がなくなった。


目が覚めると白い天井が目に入った。


「ここは...」


「起きたか」


「!!!」


「はぁ…」


いきなり現れたスーツの男に驚き言葉が出なかった。


「すいません、どなたでしょうか、ここはどこですか、

ぼくはどうし」


「痛っ!!」


「少し落ち着きなさい。傷が痛むぞ。」


大人の落ち着いた言葉に自分が冷静出ないことが気づいた。


「私は警察の新島菊だ。


単刀直入に言よう、君のお母さんと妹は亡くなった。」


「そうか、あれは現実か…。」


この言葉は出なかった。











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