3段目 BREATH OF THE WILD 任天堂
初っ端から飛ばしすぎたかな……少しつかれたなので、かるーいネタでいこうかな、と。今回は思い切ってゲームです。任天堂Switchで出来るゲーム!みんな、家に1台はあるでしょ?!
えーと。私個人はあまりゲームやりません。今までやったのは『ファイルファンタジー』少しと、『マリオ』少しと、ファミリージョッキーと、ゼルダの伝説いくつか。バイオハザードは1を少しだけ。怖くて逃げた。怖すぎるよ…あれはいかん……心臓に悪すぎ。
ゼルダの伝説シリーズだけは、『時のオカリナ』とか『トワイライトプリンセス』とかやりましたね。懐かしい。動作が苦手でも、謎を解いていけばいいから、初心者でも頑張れる。うん。
そんな超ド素人ですが。
このゼルダの伝説最新シリーズ『ブレスオブザワイルド』は楽しめる。(以降、ブレワイと略)年間のゲーム大賞を受賞している上に、今だ売れ続けてる人気作。やった人も多いんじゃないでしょうか?動画サイトにも沢山upされてます。
一番の特徴はやっぱりオーブンワールドの仕組み。久しくゲームしてない人は、きっと驚く。今までのゲームでは、見えない壁があります。マリオカートなら、レースコースしか走れない。ドラクエなら、街道に沿って僅かなスペースは自由だけど崖の向こうには行けません、とか。制作側の「こういうコースで動いてね」という、範疇の中だけ自由に動かせれる。
オーブンワールドは違う。例えば道端に崖があれば、その崖を落ちて行くことも登る事も出来る。遠く見える高い頂目指して、どこまででも走っていける。視界いっぱい見えてる世界、その全て360度グルンと動ける。それが、本当に気持ち良いのです。自分がゲームに入り込んだかのような心地よさ。ブレワイはこのオーブンワールドの方式を取ってます。
プレイヤーによって様々な事が可能になるよう工夫が山のようにあります。例えば森の中の猪を狩ります。と、あら不思議!次の瞬間に『ケモノ肉』になってるんですね。鳥を狩れば『とり肉』だし、樹になってる果物も取れる。繁みを歩けば虫が飛び出す。それらを道端の鍋に突っ込んで料理すら出来る!! 組み合わせがかなり多数あり、色んな料理ができます。それを食べて体力回復。冒険者は腹が減る。そう、現実的に考えれば、食べ物は現地調達なのだ。
武器も現地調達。最初の武器は、拾った木の棒。心許ないことこの上ない……。木の棒で魔物と戦う心細さ。しかも、何回かペチペチ叩くと壊れて砕ける。ゲーム始めてすぐにこの状況で、一緒にやってた家族みんなで「えぇ?! 壊れちゃったよ?!」と絶叫しました。今までそんなゲームしたことなかった。どうなんでしょうか、主人公の武器が秒で壊れるゲームって、他にあるのかな?
こんなゲームやるかよ、と思った方。ここからがブレワイの真骨頂ですよ!
武器が壊れても大丈夫!オーブンワールドですからね、主人公は逃げれるのです! そう、自由にどこでも行けるゲーム、という事は、逃げ回るのも自由! 街道を歩いてて、先に魔物の巣窟があったら裏の崖を登って避けれるのだ!
戦闘アクションが苦手なら、爆弾に火をつけて放ってやれば良し。鉄製の武器を投げて雷を直撃させてもよし。おびき寄せて爆撃で崖から落としても良し! 自由に戦略が立てられる。……プレイヤーの意外な1面が出てくるゲーム……。逃げるも良し。罠を張るも良し。殺戮に走るも良し……。
最終的にはゼルダ姫を助けること、魔物の根源ガノンドロフを倒す、ゲーム世界のハイラルに平和を取り戻す、というゴールがあります。が、しかし。このゲームは自由度が高く、プレイヤー次第でどんな寄り道をしてもok。
家族で楽しんでますが、ひたすら狩りをする人、鉱石を探して宝石を集める人、魔物の巣窟をいかに効率よく襲うか取組む人、絶景ポイントで写真を撮る人(天気の移ろいもあり、時間によって空模様も変わります。北の地方ではオーロラも、雨上がりには虹も出る設定になってます)。それぞれがゲーム操作のレベルに合わせた楽しみ方が無限にあります。
だから、久しくゲームして無い人も楽しめます。
何より、ふっと外を歩いているときに遠く見える山に「登ってみたいな」と思う。現実に縛られてる意識に、ゲームの自分が顔を出す。うんざりした心に、違う自分を意識する。ハイラルの大地を無茶苦茶に走り回った意識が、現実に動いてる自分と重なった時、何かワクワクする。小さな頃に初めて子供だけで校区外に飛び出した心を思い出すような……。上手く言えない。
一度やってみると、何だか不思議な気持ちになれるゲームてす。続編も制作されてます。動画サイトにも『やってみた』動画が沢山あります。もし、興味を持たれたら、思い切ってやってみてください。おすすめです。