表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200字小説

【200文字】祖父の家の人気者

作者: ひのた

 僕は祖父の家が嫌いだ。

「よくきたのぉ」

「爺ちゃん久しぶり」

 毎年お盆になると祖父の家へ連れて行かれる。

 祖父と入れ替わりに曾祖父が出てきた。

「良く来た、良く来た」

 もう天国逝ってもいいと思うが、まだまだ逝かないらしい。

 さらにジジババ達がわらわら出てきて僕の頭を撫でてくる。お盆に祖父の家に集まるのが恒例とのこと。

「鬱陶しい」

「そんなこと言わんでくれ」


「ワシらが見えるのはお前さんだけなんだ」

 だから嫌なんだ。

毎年お盆には祖父の家に霊がすし詰め状態。

そして「僕」が霊に猫可愛がりされる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ