滞在初日・登場人物紹介
☆ベルフェゴール
本編の主人公。自称・ちょっと名の知れた悪魔。
10人以上のパートナーズという名の妻を引き連れて、エメラルド・シティへやってきた。
好色で身勝手で倫理観はほんのわずか。
銃火器の愛好家。
反面、悪魔のくせして魔法を使わない。いくつかは所持しているが、使う機会は不明。
悪魔にしては珍しく羽が生えておらず、空を飛べないため、ジェットパックを所持。
★イサカ
ベルフェゴールの本妻。元殺戮の天使。現在、死の女神。
妻になる前は超万能執事としてベルフェゴールに仕えていた。今もなお執事のポジションで何かとだらしないベルフェゴールを支えている。
使用武器はイサカとサーベルの組み合わせ。
判明している魔法の使用は『魔界のゲート解放』だけだが、超優秀なのでいろいろ使える。
神々しい翼が背中についているので、状況次第では飛べる。
★ラム
猫獣人。トレードマークは虎縞柄のビキニ。ただし、ぺったんこ二号。
直感力に優れている。ギャンブルは好きではないが、よく当たる。
得意な攻撃は、猫特有のしなやかさを活かした動きのねこぱんち、イングラム掃射、こっそり手りゅう弾のプレゼント。
お酒を飲むと大虎化する(手が付けられなくなる)ので、(事故を防ぐ意味で)宴会では大好きなするめジャーキーを好きなだけ食べさせている。
★ステアー
狼獣人。トレードマークは地毛で作られた漆黒のビキニ。ボンキュッボン。
狼だからか、鼻が利く。探し物が得意。
得意な攻撃は、素早い足を使った噛みつき&ひっかき攻撃。ステアー掃射もできる。
普段は「わふー」としか言わない。
★ベネリ
ダークエルフ。元はとある暗殺組織のマスターだったが、返り討ちにされ、今やベルフェゴール邸の筆頭メイド長である。
エルフにしてはやや筋肉質の身体つきをしていて、バズーカの破壊力の虜になって以降、正しい銃知識を得るため、ある軍に入隊し、様々な銃火器に精通し、格闘術を身に着けた。
魔法も使える。種類は弱体化魔法と、呪い全般。
賭け事が大好きで極振り系。酒も強い。
★モナ
幼女。愛人一号。ぺったんこ一号。
いつもワンピース姿だが、いろんな種類のワンピースを持っているから大・丈・夫!
スナイパーライフルの扱いを得意としている。一番なのは、モシン・ナガン。
あと、毒の取り扱いにも長けている。
ベネリとは気の合う酒飲み仲間。
★聡子
元ガイノイド。現在、機械生命体の女神。
見た目は人間と変わらないが、人間よりもはるかに高スペックな演算能力を有し、ハイテクノロジーに依存する世界においては、ほぼ無敵。
エメラルド・シティは観光地区を除き原始的なエリアがいくつかあり、苦手面が強く出るが、機械に命を吹き込んで五感の代わりに調査する等、活躍の場は失われていない。
普段は『女教師』というイメージがぴったりとくる恰好をしている。
★ライカ
海外の映画に影響を受けたらしく、エペにストライカーという組み合わせで立ちふさがる悪を倒すのが趣味な、元自称正義の執行人。現在は、頼れる用心棒。
お酒集めが趣味で、ベルフェゴール邸の一画にBARを作り、営業している。
ほか、情熱的なダンスや歌、楽器の扱いも精通している。
パートナーズが10人超えたあたりから希望者を募って、バンドを組み始めた。
◎ガロード
エメラルド・シティの『生ける伝説』その人。吸血鬼。
普段はどこかの施設の地下で生活しているらしい。
ルルシーという恋人がいる。
◎ルルシー
ガロードの恋人。彼女もまた吸血鬼である。
ガロードよりも吸血鬼としての力の使い方に優れており、悪魔の来訪を察知した。
◎義手の男
吸血鬼であるガロードとルルシーの住む部屋に入れるぐらい親しいのは確か。
今のところ、それ以上の情報が不足している。
○ゼニー警部
本名は「ゼニー桑田」。
直感力に非常に優れ、世界を股にかけるある怪盗以外の泥棒を多数逮捕した実績をバベルに見出され、オープン三日後に展示予定の『魅惑の口づけ』の警護を任された。
ほか、投げつけた手錠は必ず対象者を捕縛する。
40代後半とは思えないほどの体力を持ち、毒が効きにくい体質である。
○美咲くん
本名は「久住美咲」。
刑事にあこがれて、所轄部署配属当日に大物泥棒を逮捕したことにより、ゼニー警部の部下として異動になり、以来、ある怪盗を捕まえるべく世界各国を巡ることになる。
可愛らしい容姿とアニメ声から、警部の部下たちからはアイドル視されている。
○警部の部下たち
優秀な部下で、現場に残された証拠から次々と隠されていた真実を見つけてくる。
今回の深夜の凄惨な事件に出くわしたにも関わらず、殉職者は出なかった。
さりげなく「美咲さん親衛隊」なんてものを作った模様。
○フラムドール皇太子改め、カツトシ
お国柄ゆえか、やたらと長いネーミングに辟易したベルフェゴールにより、初めの「ビクトリー」の部分を引っこ抜かれて「勝利すなわちカツトシ」という理屈で改名された。
初めは不満たらたらだったが、初めて訪れた大衆食堂『ジュドー&マリア』にて食べた「カレーライス」に大感激して、一人で7杯お代わりした。
何度かお忍びでエメラルド・シティに来ているらしく、夜10時の暗黙のルールに対する怯え等、極めて常識的な反応をする。
非常識軍団であるベルフェゴール一行の、よきモラリスト?
△泥門エンキ
大陸で有名な『泥門グループ』の御曹司。
経済に明るく、治安がネックのエメラルド・シティで新たなる財を築きたいという野望を持つ。
×モスガール
ニューオープンした『バベル』に侵入した招かれざる人外。
イモムシ状態から生きたエサを食べたのち、蛾女として生まれ変わるも、ベルフェゴールにより著しいダメージを負い、さらには身体を維持する力を失い、落下死した。
×モスマン
ニューオープンした『バベル』の玄関出入り口に居合わせた招待客をエサに生まれ変わった人外。
よりによってベルフェゴール一行にケンカを売ったのが運のツキで、火炎放射器により消し炭にされた。