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1.プロローグ
この俺、佐藤英治はとある私立大学に通う一人暮らしの普通の大学生だ。
子供の頃は、元気いっぱいで毎日友達と鬼ごっこをして遊ぶ、活発な子供であり、
将来の夢は、ヒーローになることだった。
だけど、年齢を重ねて成長するごとに人付き合いが嫌になり、世の中の現実を知ってしまい、いつしかそんな夢も忘れてしまった無気力な若者。
それが俺だ。
だから今日も無気力に大学の授業を受け、そして今、電車で帰っている。
『眠い、、非常に眠い』
そう思いながら、目を瞑ると、急に外が騒がしくなった。
不思議に思い目を開けると、電車の中ではなく、俺はよく分からない中世風の広い部屋にいた。
俺の前には、冠のを被った王様らしき人物が立派な椅子に座っており、部屋の周りには多くの鎧を着た兵隊らしき人たちが並んで部屋を囲っている。
今日から作品を投稿しようと思います。
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