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家で、地球の創造神様とお話ししました

レイとアルがしゃべったことに驚いて固まっていると、加奈たちがやってきた。

「お姉ちゃん、見てみて。こんなに立派な角と羽が生えたよ。めちゃくちゃ赤がかっこいいでしょ。」

「俺もだ。俺は、加奈と違って青色だけどな。」

みんなが、ぞろぞろ部屋に入ってきて、一人ひとり自慢してくる。

加奈は、赤色。

楓兄ちゃんは、青色。

お母さんは、緑。

お父さんも緑。

千隼兄さんは、黄色。

陸は、黒。

私は、白。

うわー、みんないろんな色あるんだな。

ピーンポーン

あ、チャイムが鳴った。

「私出てくるね。」

「分かった。」

私は、リビングに向かった。

そして、インターフォンを見た。

あれ、黒スーツの人達がいっぱい。

ざっと、10人は、いるな。

どうしよう。

これは、出た方がいいの。

でも、居留守使って変なことになるよりかは、ましか。

私は、玄関に向かった。

そして、ドアを開けた。

「はいどちら様でしょうか。」

「国会の物です。一回、お話でしますか。」

・・・

国会?

国会って、日本の憲法とか、予算を決めるためのところでしょ。

何でそんなところからてるの。

てか、竜神になって、角も尻尾も生えたままここに来ちゃった。

「あ、あの、お話はいいですが、一回上がってください。」

私は、国会の役人の人たちを家にあげた。

なんか、真ん中に、ものすごい肌寒そうな格好をしている人がいる。

寒そう。

もう、12月だよ。

冬だよ。

そんな格好していいの。

風邪ひくよ。

ま、それは、置いといて。

私は、国会の役人さんをリビングに通して、お茶を出した。

「それで、何の御用でしょうか。」

「それは、こちらのルカ様から。」

「初めまして。あなたは、高山 茉奈さんで間違いないでしょうか。」

「はい。」

カル様って誰。

国会の役人さんが、様つけるんだから、国会の役人さんよりも目上のかたなのだろう。

それに、私の名前を何で知ってるの。

あー、色々頭に入りすぎて、わかんない。

頭がショートしそう。

「私たちが来た理由は、あなた転生しましたよね。」

何でそれを。

「そうですけど。なぜそれを。」

「それは、私の姉からショートメールで送られてきたんです。」

え、この、カル様のお姉さんからショートメールで、私が転生したと知らせが来た。

何かの冗談かな。

その前に、カル様のお姉さんってなんで私が転生したこと知ってるの。

「私の姉は、あなたが転生した世界の創造神。ロナ・マリアです。」

創造神。

あ、創造神って、あの転生したときにメールを送ってきた人か。

意外な関係性。

「そうなんですか。あの女神さまは、地球と、あっちの世界の創造神だと言ってました。」

あれ、顔が険しくなった。

どうしてだろう。

「この世界の創造神だッと手紙で言ってたのか。」

「は、はい。その手紙が何回のモニターみたいなので、見れるんですけど、これ見えます。」

私は、モニターを開いて、女神様からの手紙を出した。

これ、見えるのかな。

私は、女神さまの手紙を、ルカ様に向けた。

女神さまの弟さんだから、これも見えるのかな。

「ホントだ。あのばか姉貴、人の創造した世界を勝手に自分が想像したなどと、うそをつくな。あ、すまない。ちょっと、取り乱してしまった。」

あれ、喋り方が違う。

それに、人が創造した世界って言ってたから、多分、この地球はルカ様の世界なのだろう。

その前に、ルカ様は、あの女神さまの弟だということで、ルカ様も神様なのだろう。

なら、ルカ様は、この世界の創造神で、あの女神さまは、あの世界の創造神だったんだな。

よし、やっと、整理がついた。

ほんと、頭の中の許容範囲ぎりぎりだった。

「はー、あの姉貴は、あとで叱っとかないとな。それで、本題だが、お前は…」

「ルカ様、口調が戻ってますよ。」

「あー、もう、かったるい。このままでいい。」

「ですが。」

「このままでいい。」

私には、国会の役員さんと、ルカ様の内緒話が筒抜けだった。

へー、元の口調こっちだったんだ。

最初は、結構、素を隠してたんだな。

「あ、あのそれで、本題は。」

「あぁ、そうだ。お前は、あの世界に転生したが、俺もあっちの世界に少し行くことにした。だから俺もお前の旅に同席する。」

へー。

え、神様が、私の旅に同席するの。

何その、幸運そうな不幸そうな微妙な旅は。

でも、神様だから、断れない。

「分かりました。でも、旅をするって言っても、気ままに車で走って、飼ったシェルターに住む移動生活ですけどいいですか。」

「あぁ、構わない。」

私は、神様と一緒に旅をすることになった。

あれ、この紙様どこかで見たどこかで見たことある気がするけどいっか。

そのあと、神様と、旅のことを話し合った。

旅の荷物だったり、車、シェルター。

色々話し合った。

あと、ルカ様のお姉さんの話も。

そして、今日は、ルカ様が家に泊まった。

それも、私の部屋の隣に泊まってもらった。

あれ、ルカ様は私たち家族の角と尻尾は、触れなかったな。

それよりも、何でルカ様は、私の部屋の隣に寝てるのよ。

お母さんたち仕組んだな。

だって、あの時、母様が…

~回想~

「ルカ様は、今日泊っていきます?」

母様が聞いた。

「いいのか。」

「いいですよ。」

「なら、頼もう。」

それで、ルカ様は、私の家に泊まることになったのだが…

「あら、ルカ様、ここしか開いてないのでここでよろしいでしょうか。」

お母さんがそういって、私の部屋の隣の客間を指さした。

「そこで構わない。」

~回想終了~

そういって、ルカ様が私の部屋の隣で寝ることになったのだが。

いや、他にもアイテル部屋は、あっただろー。

そして、私は、怒っていたが、いつのまにか寝ていた。

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