表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/17

友達と、家族で、異世界に行きます

「え、もう一回言って。」

「だ、だから、私の双子の娘と息子のレイとアルです。」

あー、恥ずかしい。

うわー、みんないろんな顔してる。

どうしよう。

「茉奈!」

「茉奈!生きてたのか。」

急に声をあげたのは、私の幼馴染の陸と、私の親戚の千隼兄さんだった。

ま、親戚って言っても、おばあちゃんの妹の子供の兄の父方のいとこの母方の兄の子供。

ものすごく遠い親戚だ。

それにしても、どうしてきたんだろう。

陸は、最近転勤で山梨に行くって電話で聞いたけど嘘だったのか。

もし嘘だったら、私は、怒り狂うんだけどな。

それに、千隼兄さんは、おじさんの都合で群馬に引っ越したはずじゃなかったけ。

それに、あの2人会うたびにケンカしてたのに、仲良くなったのか。

私が死んだ後に仲良くなったのか。

あー、知らんことばっかり出てくる。

もーいいや。

「それで、なんで、二人は来たの。」

「茉奈が帰ってきたって聞いたから。」

「俺もだ。」

あー、心配してたんだ。

で、何。

何しに来たんだ。

えー、わかんない。

まーね。

それは、一回置いといて、まずは…

「あの、さっき言った薬の件。」

「さっき?お姉ちゃんが電話をかけてきたのは、一昨日だよ。」

え、一昨日。

私は、ここに来る前、ちょうど1時間前くらいに電話かけたのに。

この世界と、異世界じゃ、時間の動きが違うのかな。

「な、なら、私が死んだのは、私は2日前なんだけど。」

「茉奈が電話をかけてきてたのは、2週間前だぞ。」

そうなの。

やっぱり、時間のの進みが違うんだ。

あ、そうだ。

薬の話。

「あの、薬を飲むと、不老不死になるんだけど。本当に飲むの。」

「当たり前だろ。シスコンである俺が妹が違う種族になると聞いてどう反応するうかは、わかってたんだろ。」

みんなもうなずいた。

まー、そうなんだけど。

あー、話がややこしくなってきた。

「陸と、千隼兄さんも、飲む?」

「あぁ。」

「おう。」

私は、家族みんなに薬を渡した。

よし、あとは、水を取ってこなくちゃ。

私は、台所に言って水を汲んだ。

よし、飲むか。

私は、覚悟を決めて薬を飲んだ。

そして、みんなも薬を飲んだ。

そしたら、みんな尻尾が生えた。

わー、これで、竜神になったんだ。

私は、階段を走って登ってレイとアルに見せに行った。

「レイ、アル。似合ってる?どうかな。」

ま、聞いてもわからないよね。

「母さん、似あってる。」

「母様、似あってるよ。」

ちょっと、へ。

喋った。

やったー。

でも、母さんに会ってる。

っと、母様に会ってるよ。

って、最初に喋った言葉が長文な子供魔なんて聞いたことないよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ