旅立ちます。
こんちは( ̄(工) ̄)
服を買った。以上。
二時間くらいかかったかな?今は三時過ぎくらいだ。ショコラが
「フヒッ、これとこれ」
って言わなかったらもっとかかっただろう。ショコラ様様だね!
あと、ご飯をご馳走してくれたシャイナーさんは、自警団の代表をしているらしい。体長3mもある猫?を手懐けている時点で只者ではないと思っていたが、自警団の代表だったとは……。今日は非番の日らしい。
非常食も買ったし、目的は果たしたね。なんか見落としはないかな?
「ショコラ」
「フヒッ?」
「ショコラは今まで旅をしてきたんだよな?他にいる物とかある?」
「フヒッ、わかんない。適当に狩しながら歩いてたらケイと会った所にいた」
「壮絶な旅だね……」
「フヒヒッ♪」
「褒めてない」
まあ、なんかあったら逃げればいいか。
「あんたら、いつ旅立つんだい?」
「明日」
「急だね。まあ、私に口出しする権利はないけど……」
「心配してくれてありがとう。でも色んな世界を早くみたいんだ。だからごめんね?」
「別に謝ることないさ。あんたの人生はあんたの物だ。誰かに遠慮する必要ないさ」
なんか、カッコいいな。きっと、気配りをするなって意味じゃなくて、自分を無理に曲がる必要ないってことだろうな。
「ありがとう。そう言ってくれると助かるよ」
「まあ、気をつけていきな。たまに野生のドラゴンなんて出るからねえ」
「マジで!?やめてくれよ!怖いだろ!」
「はははっ、たまにさ。そうそう会うことないさね」
「うーー……。ならいいけど」
「じゃあね。私はこれで帰るけど、用があったらいつでも来な。出来る限り助けてやるよ」
「ありがとう、助かったよ。またこの街を通ったら挨拶しに来るよ」
「はははっ、そうかい。それは楽しみだねえ。せいぜい、面白い冒険話を聞かせな」
「おう!」
こうしてシャイナーさんと別れた俺たちは宿に戻っていった。
♢
おまけ
宿のご飯が美味しかった。
「うめぇええぇぇぇぇぇぇぇええええぇぇっ!!!」
「フヒヒッ、うまーーー!!」
♢
次の日、俺とショコラは宿を出て街を出発した。
乗り合いの馬車が今日の分しか空いてなかったからだ。馬車の中には老夫婦と孫娘かな?小さな少女が遊び回っていた。
なるほど、空いている。本当に明日は満席なのか?
お爺さんと話してみるかな?
「こんにちは」
「ん?やあ、こんにちは。どうされましたかな?」
「いや〜、馬車空いてるなって思って。本当に明日は満席なんですかね?」
「ホッホッホ、それはでまかせですよ」
「ええ!?」
「今日出る馬車と明日出る馬車は違う人が担当するでしょう?なら自分の馬車に乗って欲しいと思うのは道理ですよ。ホッホッホ、見事に騙されましたな」
「なるほど……騙された……」
そうなのか……なら急いで出る必要なかったな。第一、明日の馬車が満席っておかしいよな。気づけばよかった。
まあ、言っても仕方ない。次の町に期待だね。
「フヒッ、騙された?」
「ショコラ、傷口に塩を塗るのやめて」
あれ?ショコラって意外とS?
「お若いの、名前をなんと言うのかな?」
「ケイと言います。こっちはショコラ。お爺さんは?」
「私はジオンと言います。彼女は妻のキーン」
「よろしくね」
「よろしく、ジオンさん、キーンさん」
「フヒッ、よろしく」
その後もジオンさんとキーンさんとの会話は弾んでいった。
「そういえば護衛はいないんですか?」
「ああ、ここは王都から比較的近いだろう?だから冒険者が討伐したり、軍が定期的に害獣や賊を掃討しているんだ。だから危険はほとんどないよ……たまに残ってるけど(ボソッ)」
「え、なんて?」
「なんでもない、なんでもない」
ボソッと聞こえたから。たまにか……。なら大丈夫かな?
「賊が出たぞー!!!」
はい、フラグ回収ー。お疲れ様でーす。
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