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転生魔法使いは魔力が1しかない〜あれ!?白い空間は!?チートは!?〜  作者: あんでぃー
第1章 転生だ!!あれ?チートは? “0〜3歳編”
9/94

9話 一月は春先だけどまだ寒い

ブックマークしてくださった方がいたので、嬉しくて書いてます。

_:(´ཀ`」 ∠):


あーそろそろヒロインいるよなー

 …………………どうしてこうなった……。


 今俺は数十人の悪漢達に囲まれている。


 後ろには11歳前後の銀髪赤目の幼女がいる。


 まわりは建物に囲まれて袋小路になっている。


 もう一度言おう、どうしてこうなった……。



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 遡ること3時間前、ちょうど9時に差し掛かった頃だった。俺は自由行動出来るようになったのをいいことに、街へと繰り出していた。

 ちなみに今の季節は春先になるのかな?段々と暖かくなっていくのだが、まだまだ寒い日が続いている。


 そんなわけで俺の格好も黒の長ズボンに長袖の白シャツ、その上に灰色と濃紺の横シマセーター、更にその上に濃緑のモッズコートを着ている。そして淡い茶色のサファリハットを被れば完璧だ。題名をつけるなら、“子ども1人の目立ない散策”かな?


 服は全部貰えることになったので、よかったよかった。


 ただ、今後成長するので貰った服を売ったり、自分で稼ぐ必要かある。まぁ、なるようになるかな(笑)。


 そうこうしているうちに目的の場所にたどり着いた。そう!青空市場だ!

 だが目的は商品ではない。


 人だ。


 青空市では、多種多彩な物が売られている。ガラクタもあれば胡散臭い置物、効果のある魔法薬なんてのも売られている。

 そしてそれを求めて多くの人が集まってくる。そしてその大抵が暇人だ。暇な老人なら、俺に魔法につい教えてくれるかもしれないとおもったからだ。


 独学で学んでもいいのが、それだといかんせん時間かかりすぎる。“愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”という言葉がある。

 これは政治で使われる言葉だが、要はやってみて失敗して国が滅びましたなんて馬鹿のすることだ。賢いのなら、昔の人の経験を生かして国を繁栄させろという意味だ。


 俺は政治家ではないので経験からも学ぶが、先達の経験も自分の物にしたいと考えている。


 そのための教師をさがしにやってきたのだ。


「寒っ……。子どもは風の子とか考えた奴、ぶん殴りたい。」


 まだ3歳児なので、拐われたら助からない。なるべく人の多いところを選んで歩く。


 今は9時30分くらいだ。始まるとのは10時からなので、あと30分はある。


 とにかく、立ち止まると寒い。歩き続けねば……。


 そう思い、俺はポケットに手を入れ、帽子を深めにかぶって歩く。


「寒いわ〜。まぁ、時間に遅れるよりは全然いいか……。」


 そんなことを呟きながら歩く、歩く、歩く……。


 少し暖かくなってきてボーっとする。帽子を深めにかぶっていることもあり、前が見えにくい。


「まぁ、前の人の靴を見て歩いていれば大丈夫……かな?」


 あるよね〜(笑)そーゆーことあるよね〜(笑)そしたら全然知らない場所についてたりするんだよね〜(笑)なんつって(笑)



























 ……………………………あれ?ここどこだ?


ここまで読んでくれてありがとうございます!

面白いとおもった方はブックマークを、面白くないとおもった方もブックマークをお願いします(笑)

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