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87話 街に着いたーー!!

〜前回のあらすじ〜

変態エルフと遭遇。

ゴブリンさんに全てを押し付ける。

街へ出発。

「あ、流れ星」

「フヒヒヒヒッ!本当だな!」


 今、俺は街道を走っていた。勿論まだ夜だし、まだ走っている。

 え?一緒にいる奴?なんの事かな?ワカラナイナー。

 あ、ごめんなさい。ちゃんと話します。

 さっき会ったエルフさん、ダークエルフだったらしい。暗闇だったから全然見えなかった……。


 ちなみに身長的には俺より小さい。小学4年生くらい?……俺のストライクゾーンからは外れているな……。10年後に期待かな(笑)。


 そして今は肩車をして走っている。結構軽い。あ、誘拐じゃないよ?

 ダークエルフさんの住んでいる場所がここからかなり離れているんだって。それが竜の門の近くらしい。

 俺は竜の門が東西南北の何処にあるのか知らない。なのでこのダークエルフさんに案内してもらおうと言う魂胆だ。


「ねぇダークエルフさん、竜の門って知っているかな?俺はそこを目指しているんだ。ダークエルフさんの故郷もその近くにあるんだろ?道案内の代わりに連れて行ってあげるよ」

「フヒッ?なんか言った?」


 こいつ……。


「君の故郷まで道案内してくれない?竜の門まで近いらしいからね」

「フヒッ!?ま、まさか家に連れて行けと!そのままベッドに押し倒されて……フヒヒヒッ」


 ……イラッ


「あー、そうじゃなくてね?」

「フヒヒヒッ!そこは……どこを舐めて!……フヒッ」


 ……ブチッ。


「おい……」


 頭上のダークエルフさんの顔面を右手で掴む。


「痛ててててててててて!痛い!痛いです!小顔になっちゃうーー!」

「あれ?なんか余裕だねえ。もっと強くしようかな?」

「無理無理無理!これ以上は本当に無理です!!中身がとびだしちゃう!ごめんなさいごめんなさいごめんなさーーい!!」

「はぁ、質問に答えてね?」

「へいへい」

「あ”?」

「ごめんなさい!!答えます!!」

「……じゃあ聞くよ。竜の門まで道案内してくれるかな?代わりに君の故郷まで連れて行くから。他にも要望があればなるべく答えるよ」

「うーん……いいよ?代わりに旅の間に願いを3つ叶えてもらおうかな。今すぐには思いつかないし」


 3つか……どっかのランプの妖精みたいだな。あれって最後どうなったんだろう?

 おっと、そんな事考えている場合じゃなかったな。


「いいよ、3つね」

「あと旅中の衣食住の保証も欲しいところ」

「うーん……できる限り努力しよう。旅中は何が起こるかわからない。だから確約は無理だね」

「フヒッ、それでいい」


 どうやら話す前に笑うのがダークエルフさんの癖らしい。


「よっしゃ!これからよろしくね。俺の名前はケイだ」

「フヒッ、よろしく」

「……」

「……」


 え、終わり?名前を教えてくれないの?


「ダークエルフさんの名前って聞いていいかな?」

「……」


 へんじがない しかばね の ようだ。じゃなくて!あれ?どうしたのかな?


「どうしたの?」

「……引かない?」

「え、何が?」

「名前聞いても引かない?」

「……内容による」


 キラキラネームみたいな?そんな感じなのかな?


「な、名前は……」

「……うん」

「名前は……!!」

「うん」

「名前はーーーー!!!!!」

「はよ言えや」

「痛たたたた!」


 おっと、また顔面を掴んでしまった。


「で、名前は?」

「……えっとね?」

「うん」

「……ショコラ」

「……お、おう」


 ショコラか……犬みたい……いやいやいや!それは失礼すぎる!うーん、なんて言おうか……。本人は顔を両手で覆ってしまってるよ……。


「あー、いい名前だね?」

「……いっそ殺せ」

「ごめんごめん!別にディスってないから」

「……ウソ。目が笑って……死んでいる!?」

「生まれつきだから放っといて……」


 気にしてるから触れないで……。


「フヒッ、まあ名前なんて別になんでもいい」

「え!?じゃあさっきの触れて欲しくない感はなに!?」

「フヒッ、暇つぶし?」


 こいつ……。


「痛てててて!!!あれ?気持ちいい?やっぱり痛ててててててててて!!!ごめんなさいごめんなさい!!!」

「はぁ、名前は気にしてないんだね?」

「フヒッ、うん。気にしてない。じゃんじゃん呼んでいいよ」

「……もう誰か助けて……」



 ♢



 そんな感じで進んでいると、遂に街明かりが見えた。


「やっと着いたーーー!!」

「フヒヒッ、着いたーーー!!」


 門を潜り、中へ入る。


「個人を証明するものをご提示ください」

「はい」

「おや、冒険者ですか。その歳で珍しいですね」

「まあ、頑張りましたからね」

「そちらの方はありますか?」

「ショコラ、ある?」

「フヒッ、あるよ。はい、どーぞ門番さん?」

「あ、ああ。どうも。(クセ強いな……)」


 クセ強いなーって思ってそうだなー。


「え!?これって「はいはい、静かにー。フヒヒッ、個人情報の漏洩は罪だよー?」……は、はい」


 なんだろう?まあ、詮索するつもりは無いからいいか。


「お返しします。問題ないようですね。どうぞ、お通りください」

「ありがとうございます」

「フヒッ、どうもー」


 なんとか街に入れたな。次はどうするかな?

コペンハーゲン解釈を解釈出来ない(笑)_(:3 」∠)_

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