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66話 さっさと依頼を終わらせよう

〜前回のあらすじ〜

冒険者の階級について思い出す。

さっさと昇格しよう!

 講習が終わったので次は依頼だ。10件受ければいいんだっけ。


「これ全部受けます」

「あの……一つずつの方が良いのでは?」

「全部受けます」

「はあ……」


 今日一日で終わらせるつもりだからね。


「良いじゃないのん、やらせてあげなさいん」

「分かりました。では終わったら依頼主に判子を押してもらってください」

「依頼主に気に入られるのも訓練の内よん。頑張ってきなさいん」

「はい! 行ってきます!」


 なるほど、依頼主に気に入られるのも冒険者には大切だもんな。


 俺が受けたのはこれだ。


 ①迷子の猫探し。

 ②公衆トイレの掃除。

 ③買い物を代わりにやって!

 ④探し物を見つけて!

 ⑤料理作って!

 ⑥庭の草むしりして!

 ⑦部屋を掃除して!

 ⑧溝掃除やって!

 ⑨マッサージして!

 ⑩本の返却を手伝って!


 あ、覚えなくて良いよ。これらの内⑥〜⑧は孤児院が、⑨〜⑩は同一人物が出している。


 さあ、さっさとやろうか!


 まずは猫探し。


「あのね、ミーちゃんがね、きのうからね、かえってこないの」

「分かりました。すぐ見つけますね」


 依頼主は5歳のレディーだ。G級は最低賃金での依頼なので大体がこんな依頼だったりする。

 まあ簡単だよね。この3年で俺の魔力の扱いも格段に向上した。そして魔力には人によって個性があることが分かった。なのでミーちゃんの魔力を追えば簡単に見つかる。こんな風に。


「ほーら、ミーちゃんはそこだ!!」

「ガルルルルルウウウウゥゥゥウウッ!」

「あれー?」


 ミーちゃんって言うか、デッカい黒豹がいる。ミーちゃんの特徴は全身黒で、目が金色だっけ?……なめんな。


 ミーちゃんが襲って来る。俺は身体強化すると襲って来たミーちゃんにビンタした。


「こら!人を襲っちゃダメでしょ!」

「キャウンッ! クゥーン……」


 クゥーンって犬かよ! 俺は依頼主の元へミーちゃんの首根っこを掴んで連れて行った。ミーちゃんの足が着いてたことは気にしないでおこう。ミーちゃんが自主的に歩いていた事も気にしないでおこう。


「わーい、ミーちゃんだ!!」


 合ってんのかよ!!俺は心の中で叫んだ。


「ではここに依頼主のサインとギルドから渡されている札のお引き渡しをお願いします」

「はい!」

「ありがとうございます」

「バイバーイ!」

「さようなら」


 これで①は終了だ。次は②の公衆トイレの掃除だ。


「ではここの掃除をお願いします。それでは2時間後に」

「あ、待ってください。すぐ終わるので」


 そう言うと俺は汚れを魔力で浮かせ、水魔法で洗い流し、火魔法で乾燥させた。


「終わりましたよ。ではここにサインとお札をお願いします」

「え!? い、今何か!?」


 おじさんはポカーンとしていたが、すぐにサインしてくれた。


 次だ!③買い物!老夫婦に頼まれた買い物を身体強化を使ってものの数分で終わらせた。もちろん商品には細心の注意を払ったよ。


 次!④探し物!え?クマのぬいぐるみ?ベットの下には……あったんかーい!


 次!⑤料理!オムライス、ハンバーグ、揚げないエビフライを作ってあげた。めっちゃ喜んでた。ちなみに35歳独身女性が依頼主だった。幼児だと思った?


 次!⑥〜⑧孤児院の手伝い!まずは庭の草むしり!風魔法で一発だ。ついでに土魔法で根っこも引っこ抜く。

 次に部屋の掃除!ここはトイレ掃除の時と同じだな。驚くほどピッカピカだせ!

 最後に溝掃除!水魔法の水流で全てを押し流してやったぜ!!

 終わり!


 孤児院の院長さんが、最初は驚いていたが、最後は呆れ顔だったことが印象的だった。解せぬ。


 ここまでは驚異の3時間しか経っていない。


 あとは同一人物からの依頼2件だけだ!

風呂入ってクソして寝よう_(:3 」∠)_

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