65話 冒険者ランク
〜前回のあらすじ〜
シオンは人参嫌い
気配で人参を感じ取る(キリッ)
剣を買ったので狩りに行く。当たり前だよねー。
今回からは冒険者カードがあるのでわざわざ50mもあるクソ高い壁をいちいち越えずにすむ。
門は各区画ごとにあり、スラム街にも門はある。やっぱり不法は良くないよね不法は。不法なんてあれだよ、あのー、たまにお弁当に付いてくる七味を使わないぐらい良くないよね! 使うの忘れてて、あー!ってなって次使うかなーって思ってまた使うの忘れちゃうんだよね。あれ?何の話だっけ?
「次の方〜」
「はい、冒険者で〜す」
「ちょっと待ちなさい」
あれー?
「何か?」
「君はまだG級だよね。街の外に出られるのはF級の付き添いあり、またはE級以上となっていてね。だから通さないんだ。ごめんね」
マジかー。話を聞くと、冒険者はさっき言われた条件で。商人は馬車の大きさによって人数は変わるが必ず冒険者を雇わなくてはならないらしい。国からも補助金が出ているのでそこまで高くないらしいが。合同で何台もの馬車が走る時はまた人数も変わるらしい。
貴族なんかは自身の護衛を付けていないと壁を出られないらしい。
「分かりました。ありがとうございます」
「うん、頑張って昇格してね」
俺は衛兵さんから見えなくなるまで歩いた。
♢
はい、と言うわけで壁を越えようと思います。
は? 不法? うるせえ! 壁は越えるためにあるんだよ!! ……今のちょっとカッコイイな。また使おう。
「よっこい……しょ!!!」
バシュッ!!!
最近では魔力操作もそこそこのもので、身体強化だけで壁を越えられるんじゃないかと思っている。
うん、思ってるだけ。バリバリ魔法使うよね。
ストンッ!!
「はい到着ー!」
太陽が眩しいぜ。
「ふぅー……うん、取り敢えず帰ろ。森まで歩くのダルイわ」
壁の近くではそういう素材を使っているのか、魔法が使えない。使えるのは魔力操作による身体強化ぐらいだ。魔法使えないとかマジふざけんな。
なので飛び降りるしかない。
ストッ
「楽勝だけどね」
魔力操作だけならモナにも勝……てはしないけど、イイ線行くんじゃないかな?
え? 日和過ぎだと? モナ舐めんなよ? あの人魔力操作による身体強化だけでクルミを指で開けてたからな!潰すんじゃなく開けてたんだぞ!!どれだけ繊細な魔力操作が要求されるかわからない。
魔法操作も凄い。あの人に道聞いたら魔法操作で作った街の模型でてきたからな!あ、人が歩いてる……ってなるからな!触ったら全部土だったよ!!
そんなこんなでギルドに着いた。
「こんちわー」
「あらん!どうしたのん?」
マミーちゃんにちょうど会うことが出来た。
「壁の外に出ようとしたら追い返された」
「そりゃそうよん。7歳の子供を1人だけで魔獣の溢れる外に出すバカなんていないわん」
「早く魔物を狩りたいんだけど」
「いくら強くても信頼されていない冒険者なんて唯の厄介者よん。地味な仕事を地道に努力できる人ほどギルドは信頼できる冒険者だと判断するわん」
そう言ってマミーちゃんはウインクをした。
多分いい話だったんだろうけど最後のウインクが強烈すぎて全部吹っ飛んだな。
まあいい、さっさと依頼をこなして昇格しよう。
「依頼を教えてくれませんか」
「G級なら講習を受けた後、G級依頼を10個程達成すれば昇格できるわん」
G級依頼を10個か。確か街の雑用みたいなことばっかだったな。
「講習はいつやってますか?」
「あらん、今はあたしの手が空いているからマンツーマンで指導してあげましょうかん?」
「遠慮しま「ああん?」……ワーイ、ヤッター!タノシミダナー!」
「じゃあ早速やりましょうかねん」
そう言ってギルドに作られた個室へと入っていった。
♢
「ハァ、疲れた」
「あらん、でも試験は満点だったわよん?」
そう、講習の後にはテストがあったのだ。9割以上取らないとまた受けないといけない。まあ合格したよん。
講習で習ったのは常識的な事ばかりだった。道は右を歩く、人を殺してはいけない、などなど。
後は冒険者にとっての常識だ。洞窟の中で焚き火しない、ギルド内で喧嘩すると殺すよ?みたいなことだ。
まあ合格したよん(二度目)
さっさと依頼受けて昇格しよう。
白米うまー_(:3 」∠)_




