60話 無視されるのでイタズラしてみた
〜前回のあらすじ〜
ゴブリンの里で生活していたら迎えが来た。3日も行方不明だったので、心配をかけてしまったようだ。
ゴブリンの里から帰って来ると魔力総量が増えていた。
どうやら野生での生活が刺激となって少し増えたらしい。ゴブリンの里でも修行は続けていたので、そのおかげでもあるだろう。
修行中はゴブリンたちから奇異の目で見られていたので、何かに目覚めそうだった。
ん? なんだよその目は! もっと見て!!
まあ冗談はここまでにして、実はあれからモナが口を聞いてくれない。必要最低限のこと以外は全て無視される。放置プレイか!?と思ったが、そうじゃないらしい。なぜかと言うと……
「ねえモナ? そろそろ許してくれないかなぁ〜なんて……へへっ」
「……」
「モ、モナ? 聞こえてるよね? モナ!?モナーー!!」
「……」
目の前で叫んでも一向に無視される。
「そりゃ連絡もなしに3日も行方不明になってたんだよ? モナすっごく心配してたんだからね。あとボクもまだ許してないから」
そうか……心配してくれたんだ……。
「な、何ニヤニヤしてるのさ!?気持ち悪いよ!?」
「いやー、心配してくれたんだって思うとなぜか顔が緩んじゃうんだ」
あ、モナがこっち見てる。ああ、そっぽ向いちゃった。
うん、とりあえず何とかせねば!
♢
はい!と言うわけで夕食後、もう寝る前です!
今、シオンはお風呂に入っていていない。モナは椅子に座り本を読んでいる。部屋には俺とモナの2人だけだ。
「あ、あの……モナ?」
「……」
やっぱり無視される。
やはり最後の手段に出るしかないな……。
「モナ? モナちゃーん? こっち向いて?」
そう言いながら俺は服を脱いでいく。まずはズボンだ。
「早くこっち向かないと全部脱ぐよー?」
次にTシャツを脱いでいく。もう下着と靴下しかない。
「……」
あ、チラッとこっち見た。
「ほーら、パンツも脱いじゃうよー?」
もう靴下しか履いてない。……裸に靴下ってめっちゃ変態っぽいな。
「靴下も脱ぐよー?」
靴下もついでに脱いだ。
うん、チラチラ見てるなこれ。やばい楽しくなってきた!
モナは今、本を挟んでマイビッグサンと対面している。
「ほーらほーら、モナ?こっち見て?」
俺は腰を左右に振って俺の股間のエベレストをプラプラさせる。
モナは本で隠しているようだが、ガッツリ俺のビックマグナムを見ているのがわかった。ほんのり耳が赤いのは気のせいじゃないだろう。
……見らると何だか興奮するな。
モナはガン見だ。ま、いいか。嫌がってないし?
そのままモナににじり寄る。
「モナ〜? 何か反応しないとそっちまで行くよ〜?」
行動はまるっきり変態だな。事案だ事案。
それでも俺はまだ続ける。
「モナ〜?」
近づくとビクッとした。やばい、楽しい!
「よっこいしょ。ほーらモナ? 無視続けるといいことないよ?」
椅子の肘掛けに跨ると、本を押し退けてモナの眼前に俺のビックマグナムを見せつけた。そして左右にプーラプラ。
「ヘッヘッヘッ!どうだオイラのビックマグナムは!!!」
「……」
返事がない、ただの屍のようだ(笑)なんちゃって。
「おーい、モナ? 」
「……」
モナは微動だにしない。あれ?動かなすぎじゃない?
「モ、モナ? あれ?」
椅子の肘掛けから降りて、モナを確認すると、
「め、目を開けたまま気絶してるだと!?」
どうやら刺激が強すぎたらしい。え?6歳児だぜ?日本の6歳児といえば、俺の時代は裸で川を泳いでいた。
そんなに耐性なかったのか?うーん、悪いことしたかな?
そんなことを考えているとシオンがお風呂から出てきた。
「ふぅー、お先です。え!?ケイは何で裸なの!?」
「いやー、ハハハッ」
「まぁいいや。次はケイとモナ、どっちが入るの?」
シオンは最初はびっくりしていたが、あとは普通だ。
うん、これが普通の反応だよね?え?本当に何でモナは気絶してるの?
とりあえずその日は風呂に入った後、気絶したままのモナをベッドに移動させてねた。もちろん俺、モナ、シオンの3人で。
そして夜は更けていった。
♢
次の日モナに挨拶してみた。
「おはよう、モナ」
「……お、おはようさん」
「「!!!」」
挨拶を返してくれた!!ちょっとよそよそしいけどね。
「モナ、もういいの?」
シオンが聞いた。
「う、うむ。もうええじゃろう、そろそろ許してやろうかの」
そう言ったモナの視線は俺とは違う方向に向いていた。
「ありがとう!モナ!! 心配かけてごめんね!もうしないから!!許してくれてありがとう!!」
その日から段々とまた喋ってくれるようになったとさ。
めでたしめでたし。
祝!0時投稿!!明日も頑張ります!
読者の方からコメント頂きました!!!
筆者は……筆者は嬉しい!!!(涙目)
寂しくなったらまた愚痴ろうかな……(←イカレタ発送だと自覚)




