57話 6歳になったよ!
〜前回のあらすじ〜
あ、ごめん忘れた。_(:3 」∠)_
一年が過ぎた。
今は1月の中頃で、まだ寒い日が続く。
あれからモナにシオンの事を説明すると、ため息を吐きながら
「はぁ、別に構わんが次からは相談してくれ。夕食の準備くらい整えたいじゃろ?」
と言って、潔く受け入れてくれた。
……カッコ良すぎだろ。
変わった事と言えば、シオンが俺と一緒に修行を始めた。
もともと素養があったのか、グングン力を伸ばしている。
あれ?俺より強くね?って思ったのはいつだったかな……(遠い目)
モナとシオンの仲も良好で、この前は一緒に背中を流し合っていた。
例えるなら、義祖母と孫って感じかな?
たまにシオンのお母さんとお父さんが来ると、モナとシオンで料理を作ってパーティーをする。
お父さんは、美丈夫って感じだった。
ドヤード商会の人たちとも交流が続いており、たまに差し入れをいただく。
本当にいい人たちだ。
そんな感じで日常を過ごしていた……昨日までは。
昨日、遂にやったのだ。
遂に……遂に!!街の城壁を越えることが出来たのだ!!
街の城壁は、魔物の為に作られたもので、50mはある。どこの巨人に進撃されるんだよ…。
門を通れば? って思うかもしれないが、門を通るには入りも出るのも身分証がいる。
7歳に冒険者カードを発行してもらうまで、出られない仕組みなのだ。
これは7歳以下の城壁の外での死亡率が著しく高いからだってモナが言ってた。
もちろん、大人の付き添いがあれば出られるが、そんなツテはない。
え?モナ? 断られたよ!
モナには生き急ぐなって言われた。
ただ、自力で城壁を越えられるなら、好きにしていいと言われた。
そして昨日! 今まで越えるというかもはや登るような城壁を! 越えたのだ!!
あの壁は魔法抵抗力が物凄く強い。
どのくらいかと言えば、近付いただけで発動した魔法が維持できなくなる。
なので壁に穴を開けられないし、魔力でくっつくことも出来ない。
そこで俺が考えたのは……シンプルに空を飛ぶ!!
そ〜らを自由に飛びたいな〜ってね。(笑)
風の生活魔法では、威力が出ないので、火の蒸気流、水の水圧、風のアシスト、土の隆起、光の……光のあれ、あの飛行機が飛ぶときに道が分かるように光ってるやつ、闇の……サンバイザー!。
これらを駆使し、遂に登ることが出来たのだ!!
越えた瞬間に見えた夕日には涙が出てきた。
なので今日は外で遊んできます!!
魔物!書くぞー!




